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2017年10月16日(月)

「平和のためのベッドイン」は、「平和のため、のべつ問い」ということで。

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今日のお絵描き。カワイコちゃんの顔で遊んでみた。

明治学院非常勤、後期第四回目。今回は新しく手に入ったミュージカル映画『ストーミー・ウェザー』(1943)の日本語字幕版を見た。学生には、ただ見るだけではなく、前回指摘したハーレム・ルネサンスを動かしていた3つのベクトル―「白人並」の「洗練」を求めるブラック・ブルジョワジー、「野蛮」「未開」といったステレオタイプを求めて金を出す白人パトロン、南部黒人コミュニティのフォークロアを再評価しようとする若い黒人芸術家―がどこに表れているか、考えながら見るように指示した。例えば、前半に出てくるチック・ベリーの舞台は、「野蛮」「未開」といったイメージを前面に出したものだが、一方でベイリーはビルに「お前のチンケなダンスで、オレの洗練されたショーに出るつもりか」と言っていたりする。あるいは、ビル・ロビンソン演じるビル・ウィリアムソンが、メンフィスへ向かう船上で、ジャイヴ・バンドをバックに見せるタップは、フォークロアといっていいかもしれないが、彼はタキシードで決めた「洗練された」姿も見せてくれる。「未開」「野蛮」といったイメージは、ミンストレルの黒塗芸も含め、黒人自身によって提示されるなかで昇華され、もはや出どころのわからないキャブ・キャロウェイのような異様なキャラクターを生み出したというのがぼくの持論である。一方、フォークロアの再評価は、アメリカ南部を飛び越え、アフリカの出張所ともいうべきハイチに取材したキャサリン・ダーナムのバレエとなって結実する・・・・とはいえ、映画のクライマックスは何と言っても、二コラス・ブラザーズのアクロバティックなタップである。

國學院非常勤、後期第四回目。「1st Year English」は、名詞節の復習をして、副詞節へ。「英語(L&W)」は、バラク・オバマの大統領就任演説を読む。「先生の言葉は、繁栄の上げ潮と平和な凪のときにも語られました。しかし、ときには、宣誓は暗雲たちこめ、嵐が起こるなかでも行われるのです。こうしたときでも、アメリカは何とかやってきました。それは、大統領の地位にあるのものの技量やヴィジョンのためだけではなく、私たちアメリカ国民が先祖たちの理想に忠実であり、アメリカ独立時の文書(独立宣言や合衆国憲法)に背かずに来たからなのです」

2017年10月15日(日)


一昨日作った新曲「Lula(巡礼者が草原を行く)」のタイトルを「ゆらり」に変え、作り直してみました。自分ではけっこう気に入っています。

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今日のお絵描き。カワイコちゃんを描く喜びコンティニュード。

2017年10月14日(土)

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今日のお絵描き。シェアクロッパーの老夫婦。「いやですよ、お父さん」

オール黒人キャストのミュージカル映画『ストーミー・ウェザー』(1943)の日本版DVDが届いたので、見直してみた。プロットはシンプルだし、授業で英語版を何度も見たので、だいたいの筋書きはわかっていたが、どういうことなのかまるで分らない箇所がひとつあった。ビル・ボージャングル・ロビンソン演じるビル・ウィリアムソンが、劇団の資金ぐりに行き詰まり、旧友のゲイブを金持ちのパトロンに仕立てて、急場をしのごうとする件。結局、正体がばれたゲイブは袋叩きにあい、踊り子たちは劇団を去ろうとするのだが、そこで運転手のジェイクが金を出して、すべては丸く収まる。ジェイクの金はどこから出てきたのか。以下、お金を差し出したときのジェイクとゲイブの会話と日本語字幕。

"If it's money you all are worried about, I think I have the solution to your problem."
"Cousin Jake, where did you get all that money?
"I drove my boss to Belmont Park today."
"You mean, there was a coincident? "
"What you mean?"
"That the right horse came in at the right time... ...and on the right track at the right odds?"

「金が問題ならこれで解決できるかも」
「ジェイク、これは?」
「今日ボスを競馬場まで運転した」
「当たったのか?」(ここは、「そんな偶然が?」と訳すべき)
「どういう意味?」
「たまたま買った馬が当たって高配当が?」

ベルモントパークはニューヨーク州にある競馬場で、アメリカ三大競馬場の一つに数えられる。日本語字幕では、「競馬場」となっているが、原語ではBelmont Parkなので、その手の話に弱いぼくには見当もつかなかった。「馬」という言葉も出てくるが、まさか、たまたま競馬で当てた金で一件落着なんて、ご都合主義的な展開とは思わなかった。もっとも、ゲイブに「そんな偶然が?」と言わせることで、ご都合主義自体をギャグにしているような気もする。どちらにしても、この手の映画はそれでいい。エンターテイメントの素晴らしさを考えれば、それを補っておつりがくるというもの。

2017年10月13日(金)

ティファニーで超ショックを。

新曲「Lula(巡礼者が草原を行く)」。昨日、ベリーメリーミュージックスクールのロビーで思いついたギターのフレーズをもとに、インスト曲にしてみました。

ハマの狂犬(キヨウケン)と呼ばれた焼売屋。

神奈川大非常勤、第四回目。初級英語2コマは、現在完了のテストをやったあとで、テキストのSVOCを分析、解説。基礎英語1コマは、理由を表す副詞節と、目的を表す副詞節。相関接続詞が多いので、英語が苦手な学生にはなかなかしんどいかも。

2017年10月9日(月)

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明治学院非常勤「アメリカ研究」、後期第三回目。ハーレム・ルネサンスについて。ハーレム・ルネサンスは、アフリカ系アメリカ人がはじめて外部に向かって自らの文化を発信した運動と言っていいだろう。こうした動きが生まれた背景には、アフリカ系アメリカ人の意識を変える背景がいくつか考えられる。ひとつは、南部の都市や北部への移住が盛んになり、都市で生活するアフリカ系アメリカ人が増えたこと。こうした都市生活のなかで、E・F・フレイジャーの言う「ブラック・ブルジョワジー」が生まれたこと。フレイジャーの言う「ブラック・ブルジョワジー」とは、言葉本来の意味での、「生産手段を持つ階級」としてのブルジョワジーではなく、ポーターやエレベーターボーイまで含めた、当時の黒人のなかでは上層を占める職に就き、白人の生活様式を求める人たちである。そして、もう一つは第一次世界大戦をヨーロッパで戦い、フランスで友軍の兵士として人間らしい扱いを受けた黒人兵たちの存在である。帰国後、彼らはヨーロッパで受けた艦隊の記憶を抱えながら、人種差別社会に帰っていかなくてはならなかった。このことによって、彼らは人種差別によって奪われた人間性により自覚的になった。

こうしたなか、生まれたハーレム・ルネサンスは、けっして一枚岩の動きではなく、いくつかのベクトルが互いに影響しあいながら運動全体を形作っている複合的なものだった。運動を動かしている第一のベクトルは、ブラック・ブルジョワジーである。「白人並」の「洗練」を求める彼らは、当初、奴隷時代の文化を振り返ることに消極的(というより、反対)だった。一方で、若い黒人芸術家のなかには、南部の黒人コミュニティの文化、フォークロアを再評価しようという動きがあった。こうしたフォークロア再評価の動きに、ブラック・ブルジョワジーは否定的だった。しかし、ここにもう一つ、第三のベクトルが想定される。バブル景気に沸く白人パトロンである。彼らのなかには、余った金を若い黒人芸術家の創作につぎ込むものたちがいた。しかし、彼らが黒人の文化に求めていたのは、「野蛮」「未開」「、よくて「素朴」といったイメージであり、黒人芸術家たちの求めるものとは違っていた。それを見たブラック・ブルジョワジーは慌てる。自分たちが手本としていたはずの白人が、奴隷の文化に金を出している。やがて、彼らの主流はフォークロアを民族文化の母胎として受け入れる方向にシフトしていく。ただし、フォークロアもまた「白人並に」「洗練」させなければならないというのが、彼らの譲れない一点だった。その立場から、ブラック・ブルジョワジーは若い黒人芸術家を「指導」していく。

こうしたハーレム・ルネサンスを動かす3つのベクトルは、必ずしも別々に存在していたわけではなく、ときには一人の個人のなかにすら、共存しうるものだった。例えば、この時代にジャズをシンフォニー化した偉大なバンド・リーダー、デューク・エリントンは、クラシックの音楽理論を学び、ジャズを洗練させる一方で、コットン・クラブの専属バンドとして、「野蛮」「未開」を強調した白人向けのショーに音楽を提供した。そして、彼の音楽にブルースやスピリチュアルのようなフォークロアが反映されているのは確かであり、エリントンはそれを誠実に追及していた。こうしたことを頭に入れながら、第一次世界大戦後のハーレムを主な舞台としたミュージカル映画『ストーミー・ウェザー』(1943)を見始めた。どの部分に度のベクトルを見ることができるか、考えながら見てみよう。(※というわけで、英語版DVDを見始めたのだが、後で調べたら、字幕入りの日本版が出ていた。次回までに手に入れて、日本版で最初から見直そう)。

國學院非常勤、後期第三回目。「1st Yaer English」は、that節を中心に、名詞節。「英語(L&W)」は、バラク・オバマの大統領就任演説を読む。「市民の皆さん、今日、私はこれから先に待ち受けている責務を思って謙虚な気持ちになり、皆さんに授けていただいた信任に感謝し、祖先たちが払った犠牲を心にとめながら、ここに立っています。私はブッシュ大統領に、この政権移譲の間ずっと示してくださった寛大さと協力のみならず、彼の国への奉仕に感謝します。これまでに44人のアメリカ人が大統領主任の宣誓を行いました」

2017年10月8日(日)

で、きみたちの暮らす「おっぱい星」とやらは、どこにあるのかね?

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今日のお絵描き。頬杖するサン・ハウス

はじめての冠企画「ひらげエレキテルのビリビリナイト」。個性豊かな出演者を、ひらげがラジオDJ風の語りで回していくという企画を、西荻窪Zizi Annabelleのママさんからいただいたときには、面白そうだけど、ぼくでは力不足ではないかと思った。が、結局は面白くなって、ジングルまで作ってしまうはしゃぎようである。

出演者は、本当に個性的な方ばかり。アカペラでひとり、オリジナル曲を歌うすーじーさん。笑って笑って、生きる希望をもらえる歌です。たかみや'dragon'りゅうすけさんはギター弾き語り。ぼくの好きな「籠の鳥」という曲をやってくれたのがうれしかった。青山俺汚さんは、殺処分の現実を切々と描いた紙芝居を読み聞かせ(不肖私がギターで伴奏)。胸にしみます。MCの時間に、オレオさんとひらげで計画中の「架空のサントラ」を紹介。マイムのくわはらみちこさんは、演技がリアルすぎてコワい場面も(笑)。回文師の佐藤佑さんは、時折下ネタを交えながら、極上の回文を披露。回文の提示の仕方も含め、完成された芸。ピアノ弾き語りのドレミカンヌさんは、ピアノの腕の確かさもさることながら、お題(今回は「岩名」)をもらって作る即興曲など音楽的才能にあふれるステージ・・・これらスペシャルなパフォーマンスの合間に、ひらげがMCをさしはさむ。蛇足になってなければいいが(みなさん笑って聞いてくれてありがとう)。さらに、トリで登場して、いつものように4曲披露。演目は、「New Song」「まあるいお月さま」「かわいい子猫ちゃん」「最後の日」。盛り上がってくださったみなさん、ありがとう!今のところ、2回目もありそうな勢いですので、またよろしくお願いします!

2017年10月7日(土)

国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを「じゃんけん」とする。


新曲「雨の日」

雨の日

雨 朝からしとしと降ってる
雨 やむ気配はないみたい
本を読んでも 憂鬱になるばかり

雨 朝からしとしと降ってる
雨 まだまだ止まないみたい
思い出すのは 約束だけの天気予報

雨の日は 雨なりに
楽しいことは あるけれど
きみに会えない雨の日は
いつもより 青い空が恋しい

雨 朝からしとしと降ってる
雨 ふり止む気配はまるでない
会えないなら
布団がぶって寝てしまおう

雨の日は 雨なりに
楽しいことも あるけれど
きみに会えない雨の日は
いつもより 青い空が恋しい

2017年10月6日(金)

神奈川大非常勤、前期第三回目。「初級英語」2コマは、that節と時制の一致のテストのあとで、テキストのSVOC分析をはじめた。「基礎英語」1コマは、名詞節、時を表す副詞節。

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今日のお絵描き。カワイコちゃんを描く喜びリターンズ。

国立はっぽん斉藤哲夫さんのライブを見た。「悩み多きものよ」で、硬派なフォークシンガーとしてデビューし、80年代にはポップなサウンドで、宮崎美子がジーンズを脱いで水着になるCMで知られる「今のきみはピカピカに光って」をヒットさせる・・・という経歴から、どういう人なのか焦点を結びにくいところがあった。しかし、「モーニング・トレイン」や「くよくよするなよ」のカヴァーを聞いて、合点がいった。この人は英米の音楽に対する憧れを原動力にしてきたのだ。ポップなサウンドは、売れ線を狙って「転向」したわけではなく、憧れのサウンドを日本に定着させようと奮闘した結果だったのだ。その斉藤さんが今になっていう、「ぼくがやってきたのは、(英米の音楽とは)ぜんぜん違った」という言葉は重い。でも、それでいいんじゃないかと思う・・・パーキンソン病の薬の副作用で、眠りに落ちそうになりながら、生意気にも、そんなことを考えていた。無骨なフォークソングを入り口に、いろいろなサウンドに挑戦しようとしているという点では、ぼくも同じだ。

「されど私の人生」「吉祥寺」「さんま焼けたか」「グッド・タイム・ミュージック」といった自身の名曲以外に、渡辺勝さんの曲、金森幸介さんの曲、さらに去年亡くなった休みの国の高橋照幸さんの曲を2曲やったのが印象的だった。さがみ湘さん(ピアノ)、水原元さん(パーカッション)によるサポート、ゲストのいまむら瞭さんの歌も素晴らしかった。「悩み多きものよ」も「今のきみはピカピカに光って」もやらなかったけど、ステキなステージでした。

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2017年10月5日(木)

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今日のお絵描き。グギ・ワ・ジオンゴ

ノーベル文学賞発表の日。今年こそは、ケニアのグギに!と、似顔絵を描いて待っていたのだが、今年の受賞者は日系イギリス人作家カズオ・イシグロに。ある新聞社に依頼されて用意していた、グギの業績を称える記事は、またしても没になった。毎年言うけど、村上春樹は候補にすらあがっていないと思うよ。

首都大非常勤、後期第一回目。『ジャズの誕生』を読むリーディング3コマ。今日は特に意味はないが、チャーリー・パーカーディジー・ガレスピーの『バード・アンド・ディズ』を聞きながら、授業開始(なぜか、3限目だけかけるのを忘れていた)。テキストの内容は、1限目が「この段階では、ニューオリンズはフランス領西インド諸島に似ており、音楽はおそらく、今日のマルチニークやハイチのものに近かった。大きな変化は、政治的にも、経済的にも、世紀の変わり目にやってきた。1800年、ナポレオンは領土をフランスに返すよう、スペインに迫った。そして、3年間、ニュー^オリンズの誰も町がフランスに属しているのか、スペインに属しているのか、あまり確信が持てなかった」「黒人は、もちろん、町とその音楽の発展に携わっていた。彼らは西アフリカのどの地域から来て、彼らの観衆のどの要素が残ったのだろうか」、2限のクラスは次の文「私たちは物語の一部始終を知ることはないかもしれない」、3限のクラスはもっと先に進んでいて、「これらの島々は、当時フランス領で、奴隷たちは主にヴードゥーの崇拝者であるヨルバ人やダオメ人であった。フランス人の主人たちがハイチ革命から逃げたので、1809年から1810年にかけて、3000人以上の奴隷が、サン・ドミンゴからキューバ経由で到着した」 話はニューオリンズの経済構造に移り、「アフリカ人がニューオリンズで自分をその中に見出した環境は様々で、変化しやすかった。トーマス・アシェは、1806年にニューオリンズを訪れ、民族的出自の観点から、経済構造について論評している」とあって、アシェのアメリカ旅行記からの引用。「町の交易は大部分が4つの階級によって行われていた。ヴァージニア人とケンタッキー人は仲介斡旋業を支配し、スコットランド人とアイルランド人はそれなりの規模の輸出入業をすべて手中に収め、フランス人は弾薬庫や倉庫を経営。スペイン人は雑貨商やキャバンツ(cabants:意味不明)や最下層の居酒屋といった小さな小売業を営んでいた。「黒人(People of Color)」、自由黒人もまた、さらに小規模の店を経営して、品物やフルーツを売っている」 「4つの階級」と言いながら、その下に「黒人」という5つ目のグループを置いているところがミソ。来週はそれぞれの続きから。

2017年9月27日(水)

「カイワレ大根、食べられただけで、夫婦の会話零だなんて」「他にも遺恨があるのでしょう」

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今日のお絵描き①。砂漠と車と女と女。

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今日のお絵描き②。「険しい道だよ。ついてこれるかい?」


ひらげエレキテル、久々の新曲「毎日がエブリデー」。いんちきボサノバというか、重複語法のナンセンスソングというか(タイトルは、チキリカのドラマーであるケイタローさんのアイデアをいただきました)、変わっていく同じものというか・・・自分ではけっこう気に入っています。

毎日がエブリデー
いつも変わっていくのさ
変わることだけが
変わらない

毎日がエブリデー
いつも転がっていくのさ
まるでローリング・ストーン

I Can't Get No ....

毎日がエブリデー
明日はどこにいるんだろう
ここじゃないどこかに

I Can't Get No ....
I Can't Get No ....
I Can't Get No ....
I Can't Get No ....
Satisfaction

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