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2017年9月20日(水)

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今日のお絵描き①。煙草をふかすハウリン・ウルフ

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今日のお絵描き②。サニー・ボーイ・ウィリアムソンⅡ

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今日のお絵描き③。エリザベス・コットン

サン・ハウス伝記。今日、読んだところでは、パラマウントに残した初録音を対象に、ハウスの音楽をわりと突っ込んで検証している。音楽についていえば、まずは「強烈で、推進力のある(driving and propulsive)」そのリズムだ。親指でベース音をはじき、1弦、2弦にスライドバーをすべらせながら、リズムを刻む奏法そのものは、デルタ・ブルースでは珍しいものではないかもしれない。しかし、ハウスの場合、その引っかかり方、つんのめり方が、他のブルース・マンと比べても尋常ではないのだ。ベースのリズムと高音のメロディー、あるいはカウンター・リズムが、ぎくしゃくしながらギリギリのところで一体性を保っている。最初に晩年の演奏を聞いたときには、年取って腕がうまく回らないのかと思ったほどだ。しかし、初録音からして、同じつんのめり方をしているのだから、これはもう、ハウスの望むサウンドだとしか言いようがない。全然違うが、リズムの異様さという点では、セロニアス・モンクに匹敵する。伝記の作者ダニエル・ボーモントはそこに、「彼の人生を特徴づけているパターン、極端から極端への目まぐるしい移り変わり」を見る。ハウスの歌い方も、既成のリズムを崩す、特異な暴力性を持っている。"My Black Mama, Part 1"では、本来2音節目にアクセントを置くべき "satisfaction"(サティスファクション)を、3音節目にアクセントを置いて(サティスファクション)歌っている。英語のような、強迫弱拍のリズムが意味を理解するうえで重要な意味を持つ言語では、普通考えられないことで、ボーモントは「ひとつの単語をパキッと二つに割ってしまうような」こうした歌い方に、ハウスの「苦しみや怒り(bitterness and anger)」を見る。

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