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2017年4月5日(水)

戦闘地ヒーローの神隠し。

オーティス・レディング「ザ・ドック・オブ・ザ・ベイ」を日本語で歌ってみた。オーティスの名唱に挑んだチャレンジ精神だけは、認めていただきたい。そして、ひらげのことは嫌いでも、オーティスのことは嫌いにならないでくださいっ。

しゃがみこんでさ
朝から晩まで
船がでるのを
ぼんやり見ている

しゃがみこんでさ
波の音が聞こえる
しゃがんで聞いてる
それだけさ

生まれた町から どうにか
ここまでやってきた
何かがおいらを
呼んでる気がして

今じゃ、しゃがみこんでる
途方にくれてさ
しゃがみこんでる
それだけさ

どうだい、何もかも
変わらない もとのまま
あんたにできることが
どうも 俺にはできないのさ

疲れてしまった
孤独だけが友だち
歩きまわって
港で眠るだけ

しゃがみこんでさ
波の音を聞く
しゃがみこんでる
それだけさ


フォーク・シンガーの加川良さんが亡くなった。急性白血病とのこと。無念。加川さんと言えば、「教訓」。男を戦争へと狩り立てるマチョイズムを正面から笑いのめした傑作だ。「命を捨てて 男になれと 言われたときには 震えましょうよネ そうよ 私は女でけっこう 女の腐ったのでかまいませんよ」「青くなって尻込みなさい 逃げなさい 隠れなさい」という言葉は、ぼくの座右の銘と言ってもいい。この歌が収録されたデビュー・アルバム『教訓』(1971)の印象があまりにも強いが、その後も歌と誠実に向き合いながら、新しいサウンドを模索した人だった。1974年の『アウト・オブ・マインド』あたりは、フォークというよりも、ロックに近いし、2002年には加川良&The TE-CHILI名義で爆音ロック・アルバム『R.O.C.K』も出している(帯には「加川良、発狂」という煽り文句が)。1991年の『One』あたりから、民俗楽器なども加えた独自のサウンドを確立。こうした精力的な活動を支えていたのが、圧倒的な歌手としての力であり、一度、生で見てみたいなあと思う歌手の一人だった。その『One』収録の「アイ&アイ」の歌詞を借りて言えば、「加川良が逝っちゃった。女たちが泣いてますぜ」 ― 悲しい(女じゃないけど)。ご冥福をお祈りします。

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というわけで、今日のお絵かき。加川良さん。

荻窪Live Bar Bunga に、ひらげエレキテルとして出演。演目は、「New Song」「行こうよ」「かわいい子猫ちゃん」「まぼろし」「非国民の休日」「最後の日」。今日は不思議とよく声が通ったし、共演者のみなさんも素晴らしい方ばかりだった。スタイリッシュなギター弾き語りに、時々奇妙な歌詞が顔を出すオミユウリクさん(from かめ道楽)、優しい響きのアイリッシュ・ハープを奏でながら歌うKIKIさん、男性ミュージシャンの弾く新楽器ホールトーンをバックにパワフルな女性ヴォーカルを聞かせるHIKARIさん。それなのに、ああ、それなのに・・・お客さんゼロ。とうとう、この日が来てしまいました。結果、ミュージシャン同士の発表会になってしまいましたが、聞いてくれた共演者のみなさん、どうもありがとう。楽しかったけど、このままじゃいけないな。集客、頑張ります。


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