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2017年4月24日(月)

「ニコニコたまたまで、待ち合わせね」「二回言わなくてよろしい!」

明治学院非常勤「アメリカ研究」、前期第三回目。前回見始めたアレックス・ヘイリー原作のテレビ・ドラマ『ルーツ』の続きを見たあと、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの「400イヤーズ」を聞き、歌に歌われている「400年」とは何の期間のことなのか、またアフリカから遠く離れたジャマイカにウェイラーズのメンバーのような「黒人」がいるのはなぜなのか問うことから、再び奴隷貿易について考えた。三角貿易を概観し、その一角を中間航路の奴隷貿易が占めていること、イギリスのお茶の習慣、産業革命ガンジーの糸車のイメージ、アヘン戦争など多くの出来事がこの巧妙なシステムを軸に展開していることを見た。続いて、年表を紐解きながら、北アメリカに最初の奴隷が陸揚げされたのが、メイフラワー号の到着よりも先であること、ボストン虐殺事件で独立派について戦った人々のなかには、クリスパス・アタックスという自由黒人がいたことを指摘し、アフリカ系アメリカ人の歴史は決してアメリカ史の傍流ではないことを強調。とりわけ、議会という民主主義の根幹をなす制度によって、奴隷制が合法化されていったこと、すなわち民主主義と人種差別が相互補完的に働きながら、アメリカをつくりあげたことを示した。

國學院非常勤、前期第三回目。前回の英語の基本に続き、いよいよ本格的に授業の内容に入る。「1st Year Engllish」は、不定詞。不定詞は「to+動詞の原形」という同じ形でありながら、なぜいくつも意味があるのか?それはどの用法も、もともと動詞だったものが形を変えて、他の品詞として使われるという共通の役割があるからだ。そのことを理解すれば、不定詞がどの用法なのかもおのずと見えてくる。「R&W」は、バラク・オバマの2008年大統領選勝利スピーチを読む。まず、オバマのスピーチをビデオで半分ほど見て、"It's been a long time coming. . . .change has come to America" という一節が、オバマのスローガンであった「チェンジ」と同時に、サム・クックの「チェンジズ・ゴナ・カム」に由来することを話しながら、演説の内容に入っていった。「アメリカがなんでも可能な場所であることをいまだ疑いを持つ人、建国の父たちの夢が現代に生きていることをいまだ疑う人、民主主義の力に疑問を投げかける人がいるなら、今夜こそがその答えだ」演説らしい、言い換えの多い内容で、「いまだに」という言葉がくり返されているところがミソだ。人種差別が酷かった過去はともかく、現在はほら、黒人の私が大統領になったでしょう?これこそが民主主義が生きていることの証明ですよ、と解釈できる。

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