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2017年3月2日(木)

「春なのに~、おっ、ワカメですか~♪」「え?ワカメの旬は春ですよ」

かまやつひろしさんが、亡くなった。訃報を聞いて、中学生のころ、古本屋で手に入れた著作『我がよき友よ』をくり返し読んだのを思い出した。すごく影響を受けたのに、忘れていた。音楽仲間との交友や、ヒット曲「どうにかなるさ」に惹かれて、彼のもとを訪ねてきた見知らぬ青年の話や、いろいろなことが書いてあって、心温まる本だった。お金がないときに古本屋に売ってしまって、今は手元にない。絶版で、Amazonでも取り扱っていないようだ(いや、そんなことなかった。思わず注文してしまったよ、ムッシュ!)。

日系アメリカ人ジャズ・ミュージシャン、ティーブ釜萢の子として生まれ、ロカビリー歌手としてデビュー後、スパイダースに加入、解散後も、ソロ活動、楽曲提供と幅広く活躍し、まさに日本のロック史を体現する存在だった。それでいて、あの軽さ。ロック、フォーク、歌謡曲と垣根などないがごとく飛び回り、テレビ番組で登場するなり「ピース!!」と言い放つ。吉田拓郎の曲で大ヒットを飛ばし、西城秀樹ロッド・スチュワートのスタンド・アクションを研究しにいく。頑なだった若いころには、そんな自由さがいい加減に見えて、正直、良さがわからなかったこともあったけど・・・年を追うごとに、なくてはならない存在と感じるようになっていた。この人のボーダレスな活動が触媒になって、いろいろな化学変化が起きたのだ。

ぼくらの世代にとって、かまやつひろしと言えば、アニメ『ギャートルズ』のエンディング・テーマ「やつらの足音のバラード」だろう。もっとも、アニメを見ていた子供のころ、かまやつ氏の曲と意識していた人は、少なかったかもしれない(作詞は漫画の原作者・ 園山俊二、歌は「ちのはじめ」こと若子内悦郎。↑上掲は、本人によるヴァージョン.。名演)。ぼくは、タイトルすらあとで知ったというのが正直なところだ。だけど、「何にもない何にもない」という冒頭のフレーズは一度聞いたら忘れられないインパクトがあった(このころの大人たちは、子どもに向けてとんでもない爆弾を仕掛けてくるから、油断できない)。そして、歌に描かれた「無」に帰ったというわけか。

名盤『ムッシュ~かまやつひろしの世界』を聞きながら、追悼の思いに身を委ねています。南無。

というわけで、今日のお絵かき。

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かまやつひろし。香取慎吾にも見えるが、かまやつひろしの顔まねをする清水ミチコにも見える。魔法をかけられたメーテルにも見える。

ある方の発案で、「まぼろし」という曲を作ってみました。悲しい感じのバラードです。冒頭はほぼ、「イマジン」です。

すべてはまぼろし
知ってたよ
だけど、まぼろしがこんなに
つらいなんて、知らなかったよ

すべてはまぼろし
はじめから 形もないのに
こんなに痛いなんて、不思議だね

朝から まぼろしが
ぼくの友だち
おはよう、朝だよ
まぼろし、調子はいかがかな?

そいつはまぼろし
知ってるさ
ときどき意地悪で
ときどきやさしい
ぼくの友だち

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