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2017年2月28日(火)

ジェイムズ・ブラウンも言ってたろ。この世はまずまずだって」「イッツ・ア・マンズ・マンズ・ワールド?」

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今日のお絵かき①。チャップリンのサーカス、ラスト・シーンその1。チャップリンの映画で何が一番好きかと聞かれたら、ダントツで『サーカス』と答える。大作の合間に契約更新のために作られたなんて言う人もいるけど、だとしても、ぼくの評価は変わらない。目に見える思想的なメッセージがない分、この映画にはチャップリンの本質がわかりやすく表れてる。彼は移民であり、放浪の芸人である。常に何かから逃げていて、定住するということがない(ついには、アメリカからも追い出された!)。そして、何よりも特徴的なことは、逃げて見せることこそが彼の芸であり、生活の糧であるということだ。

機転の利いた逃げ方の面白さで、サーカスの人気者になる主人公チャーリーは、まさに、「逃げる芸人」チャップリンそのものだ。そして、例によって、可憐なサーカス団長の娘に惚れ、彼女のために綱渡りまで披露するが、最後は放浪の我が身を顧みて、イケメン軽業師に娘を託す(何でだ、チャーリー!?据え膳食わぬは男の恥っていうだろうが!)。サーカスが町を去るラスト・シーンで、娘は無邪気な顔をして、「私たちと同じ馬車に乗りなさいよ」と誘う(熱々カップルといっしょの馬車になんか乗れるかっ!バカ!)。別の馬車に乗ると嘘をついて、ひとり残ったチャーリーは、サーカスのいなくなった何もない空き地で、深い溜息をつく。

そして、また歩き出す・・・(ひらげ、滂沱の涙)。

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今日のお絵かき②。チャップリンのサーカス、ラスト・シーンその2。

OGSアコナイト@新大久保Club Voiceに、ひらげエレキテルとして参加して、3曲歌ってきました。演目は、「夢中」「ラーメンぐらいつくってくれ」「行こうよ」。今日は新曲2つを初披露。出演者は他に、ミスター・ノープラン太田さん(亡くなったお父さんの好きだったフォーク・歌謡曲を)、ホーボースナフキン(ストーンズ寄りの「むなしき愛」、オリジナル「笑い飛ばしていきましょう」、太田さんが加わっての「スタンド・バイ・ミー」)、神田苑(というより、トミー姐さんのソロ?)、セッションというラインナップ。楽しかったです。

2017年2月27日(月)

青年追々ガタが来る、ガクッとなりやすい。

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今日のお絵かき①。ハウス・オブ・ザ・ブルース。

『ハウス・オブ・ザ・ブルース』は、ジョン・リー・フッカーが、1960年にチェスから出した名盤であります。高校生だったか、大学生だったか、このアルバムを手に取ったきっかけは、何といっても、アメリカ南部で貧困層の黒人が住んでいそうな、掘っ立て小屋同然の家が写ったジャケットでした。これだ!これが、あの渋いブルースというやつに違いない!しかし、一曲目を聞いてひっくり返りました。深いエコーのかかったダブル・トラック・ヴォーカルに、早回しのようなせわしないギター。それでいて、曲自体のリズムは重く沈んでいて、底のない沼に引きずりこまれそうです。渋い・・・とかじゃなく、何か変!というのが、ぼくのジョン・リー初体験でした。アニマルズのやってるブンブンみたいなやつじゃないのか・・・

ジョン・リーのブルースがぼくに差し出してきたのは、ブンブンどころか、レゲエのダブを聞いたときのようなズブズブ感でした。今になって思うのは、レゲエのダブも、ジョン・リーやライトニン・ホプキンスといったエレキを使い始めたダウンホームなカントリー・ブルース・マンも、野外にアンプを持ち出して大音量で音をぶちまけるハウス・パーティという、よく似た場から生まれてきたものではないかと言うことです。そこでは、割れた音も深いエコーも、むしろダイレクトに響くものとして歓迎される。その雰囲気はレコードでも再現することが求められる。レゲエのサウンドシステムの影響下で、ヒップホップが生まれてくるのも同じような場です。

というわけで、今日のお絵かき②。ジョン・リー・フッカー。カエルっぽい感じ、でこっぱちな感じがなかなか出ません。

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2017年2月26日(日)

ギリシャの銀シャリ。

昨日、ちょっと公開しかけたアイディアを曲にしてみました。タイトルは「ハニワノダンス」。今回は3分余りしかありませんか、本当は3時間ぐらい、延々とやって踊りたい曲です。

踊れ踊れ踊れ
まわれまわれまわれ
踊れ踊れ踊れ
まわれまわれまわれ

跳べ! 笑え! 怒れ! 泣け!

歌え!叫べ!暴れろ!逃げろ!(ワー)

この曲にのせて、自らが苔むすのにも気づかず、悠久の時を踊り続けるハニワたちの物語を語る、というのはどうだろう・・・かなりクレイジーな世界に入ってきたのは、自覚しています(笑)。

・・・と意気揚々、発表したのですが、音感のなさのなせる業、C#mの曲なのにベースの冒頭の音がCになっていることが判明。「気持ち悪いなあ」と思いながら聞いてくださった皆さん、ごめんなさい。アバンギャルドな試みと思った方、あなたは出世します!でも、ひらげにそんな勇気はありません。↑YouTubeは新しいヴァージョンに直してあるので、安心してお聞きください。

昨日の日記で紹介したセネガルの映画監督ジブリル・ジョップ・マンベティの作品、長編『トゥキ・ブキ』、『ハイエナ』だけではなく、『ル・フラン』『太陽を売った少女』という2つの短編も、英語字幕版がYouTubeにアップされていた。宝くじに当たったけど、当たりくじをドアに貼ってしまったから、さあ大変・・・というコメディ『ル・フラン』は、マンベティのなかで、いちばん好きな作品。マンベティは長編3部作「権力と愚かさについて」、短編3部作「普通の人びと」を構想していたが、それぞれ2作目までしか完成させることができないまま、急逝してしまった。

2017年2月25日(土)

肉まん食べてたと思ったら、ふて寝しちゃったけど、どうしたの?「半分は具ない」(Have A Good Night)

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今日のお絵かき①。トゥキ・ブキ。『トゥキ・ブキ』は、セネガルの映画監督ジブリル・ジオップ・マンベティが、1973年に発表したロード・ムービー。昨日の「投げ縄」グループの絵を見たイシカワさんが、アシッド・ジャズ系のバンド、レッド・スナッパージャケットに、映画のワンシーンを使ったものがあって、同じような発想が見られると教えてくれたのだが、それが『トゥキ・ブキ』を使ったものだった。ちなみに、アルバムのタイトル『ハイエナ』は、マンベティの別の作品のタイトルである。どこから出てきたのか、ぼくにはよくわからないが、牛の頭がカッコいいから使おうという発想は、けっこうありがちなのではないかと思う。タイのロックバンド、カラバオとか。インテリア用に頭蓋骨を売っていたりもするし。

その『トゥキ・ブキ』他、マンベティの監督作品のいくつかは、YouTubeで見ることができる。とくに、『トゥキ・ブキ』と、1992年の『ハイエナ』は、英語字幕版がアップされている。英語かよ、と嘆くことなかれ、元はフランス語やウォロフ語なのだから、中高6年間、学校で英語を学んだはずの我々に、ぐっと歩み寄ってくれているのだ。ぼくもこれを機会に見直してみようと思う。ちなみに、同じセネガルのセンベーヌ・ウスマン督作品『チェド』のフランス語/英語字幕版も発見した。つくづく、すごい時代になったものだ。

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小出斉『意味も知らずにブルースを歌うな!ご丁寧に歌詞とコード譜とイラストに加え、ちょっと怪しい英語フレーズ付き』(リットーミュージック、2016)を読み終わった。挑発的なタイトルに、一言モノ申す!というような内容かと思いきや、のっけから、「歌詞も知っておいたほうが、楽しいよ」という低姿勢なスタンスに。おやおや?歌詞を入り口にしたブルース入門といった印象。効能はサブタイトルに列挙されているが(18世紀英小説か!という説明過多ぶりがおかしい)、演者やカヴァー・ヴァージョンなどの紹介も懇切丁寧で、饒舌なブルース愛好者の話を聞いている心地よさ。知らなかったことも多く、勉強になりました。

さて、この本の帯にコメントを寄せ、巻末で小出さんと対談をしている吾妻光良さん率いるザ・スウィンギング・バッパーズのライブを見に、渋谷マウント・レニアーホールに行ってきました。スウィンギン・バッパーズは、今年で6年間、このホールでライブを行っており、ぼくは去年に続き2回目。チケットを譲ってくれたすがやさん、ありがとう。去年のキング・クリムゾンのようなビックリネタはなかったものの、くだらなくて(ほめ言葉です)、身につまされる日本語歌詞のジャンプ・ブルースは、吾妻さんの語りやメンバーとのやりとりも相まって、楽しかった。エンターテイナーの鏡です。今、日本でバンドをやっていたりする若い人たちに、見てほしいステージNo.1。でも、そんなことになると、オッサンの座る席がなくなるので、黙っておこう・・・というわけで、今日のお絵かき②。吾妻光良さん。

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2017年2月24日(金)

テレビを見なくなった。

珍曲「ラーメンぐらいつくってくれ」、いろいろな楽器を入れて、「ジンタ・ヴァージョン」をつくってみました。チンドン屋さんのイメージです。本当は、レジスタンスの歌かなんかにしたかったのですが、最初のメロディーが歌詞といっしょに出てきてしまったので、こういう結果となりました。まあ、ある意味、ダメオヤジのレジスタンスと言えないこともないですが・・・それにしても、「5分もあればできる」のなら、自分でつくれって話です。

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今日のお絵かき①。グリーンズボロのシットイン。こちらは、ホンモノのレジスタンス。1960年、ノース・カロライナ農業技術大学の黒人学生4人が、ウールワース百貨店のランチ・カウンターに、5ヵ月3週間と3日、座り込みを続け、ついに人種隔離の方針を撤回させた。非暴力不服従の有効性を示し、学生非暴力調整委員会の結成など、その後の公民権運動に与えた影響も大きかった。お絵かきについて言うと、最初、イスのクッションは想像で茶色に塗っていたのだが、博物館保存されている実物のランチ・カウンターの写真を見ると、水色とオレンジ色だったので、塗り直した。いかにも、50年代アメリカらしいポップな色使いだ。豊かな白人の日常と、そこから排除された黒人というギャップが、暗いモノクロ写真以上に伝わってくる気がした。

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今日のお絵かき②。ジャクメルのカーニバル。「投げ縄」グループ。3日前の日記で取り上げたリア・ゴードンの、ハイチ・ジャクメルのカーニバルを撮影した写真集Kanaval: Vodou, Politics and Revolution on the streets pf Haitiが届いたので、そのなかの写真をお絵かき。ジャクメルのカーニバルは、さまざまなグループが、それぞれ宗教的、政治的な意味を持つ仮装をして町を練り歩くようだ。3日前にお絵かきした角を生やした若者たちは、「投げ縄」をテーマとするいくつかのグループのうちのひとつ、ゼル・マチュラン(Zel Mathurin)のメンバーということらしい。メンバーのサルナーヴ・ラファエル(Salnave Raphael)によれば、彼らの装いは、奴隷制に関わる政治的な意味を持っている。「俺たちが持っていく縄は、かつて俺たちを縛っていた縄なんだ。俺たちはいつも不機嫌で、威嚇的で、決して笑わない。(中略)奴隷が角をつけたりしないのは知っているが、これは奴隷の反乱に関することなんだ。角は俺たちに力を与えてくれるし、より戦闘的に見える」 また、彼らは十字路に行き当たるたび、笛の合図で腕立て伏せをして見せる。これは、奴隷はひどい目に遭ったけれども、それでも強いということを示すためのものだという。さすが、奴隷の反乱で国をひっくり返しただけのことはある。ここでも、話はレジスタンスに行きついた。

2017年2月23日(木)

「三人ボーイ・ウィリア無双って、三人なのか、一人なのか」「それが二人」「二人!?」

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今日のお絵かき。家路を急ぐジンバブエの親子。夕暮れどきのジンバブエほど、美しい場所はないと思っている。

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遠峰あこ・飲んどこライブ@居酒屋すきずきに行ってきました。いつものように、楽しいひとときをすごしました。

2017年2月22日(水)

「separate but equal」と、「しばれっど、ばっちゃ。家凍る」

1958年の名作映画『手錠のまゝの脱獄』(The Defiant Ones)が1986年に、テレビドラマとしてリメイクされているらしい。黒人と白人の囚人が、手錠につながれたまま脱獄するというストーリー。いがみ合っていた二人の関係がどうなるかが見どころである。予告編を見ると、58年版では、ある意味、観念的だった人種憎悪が、より具体的に描かれていて、リアルだ。だから、いいとは限らないが、ともかく、見てみたい。ちなみに、1972年には、『ブラック・ママ、ホワイト・ママ』というタイトルで、パム・グリア(!)、マーガレット・マーコフ主演で女性版がつくられている。同じ年には、『ザ・シング・ウィズ・トゥ・ヘッズ』というタイトルで、B級SF映画になっているという。見てみたい!

というわけで、今日のお絵かき①。

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手錠のまゝの脱獄。オリジナルの1958年版です。もちろん。(以下ネタバレ)カレン(シドニー・ポワチエ)と、ジョーカー(トニー・カーチス)は、小さな町の雑貨店に、盗みに入る(ジョーカーの顔が汚れているのは、カレンの指示で、闇夜に紛れるように泥を塗りたくったから)。結局、町中の人たちを起こしてしまい、捕えられるはめに。町の顔役のおかげで、リンチだけは免れたものの、小屋の柱に縛りつけられ、どうなるかわからない状況。そんななかでも、陽気に歌を歌うカレンに、ジョーカーはいら立ちを隠せない・・・というシーン。このあと、自らも脱獄囚だった顔役が現れて、二人を逃がす。逃げる二人を見て、顔役は「走れ、ウサギ、走れ」とつぶやく。

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今日のお絵かき②。鎖につながれたクンタ・キンテ。

黒人映画の重要なテーマのひとつが、「逃げる」ということである。『ルーツ』しかり。黒人監督ではないが、『手錠のまゝの脱獄』しかり。メルヴィン・ヴァン・ピーブルズ監督の『スウィート・スウィートバック』なんて、最初から最後まで逃げてるばっかりの映画もあった。映画だけでなく、アフリカ系アメリカ人の歴史を振り返ってみると、逃亡奴隷(「私の物語は結婚ではなく、自由で終わる」というハリエット・ジェイコブズ自伝のエンディングを想起せよ)、パッシング、あるいは1369個の電球を煌々と灯して、地下室に閉じこもった青年(『見えない人間』)まで、「逃亡」というテーマには事欠かない。ロバート・ステップトの言う黒人ナラティヴの一方の極(比較的自由な場所を求めて、安定したコミュニティを捨てる)の実例と言うべきか。「逃げる」ということは、時に抵抗の手段である。誰かから「逃げるな」と言われたら、その真意を疑ったほうがいいこともある。

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今日のお絵かき③。シンボル・オブ・アンコンカード。

それじゃあ、黒人映画の元祖オスカー・ミショーはどうか、というと、ミショーに関しては、作品全体のテーマとして、「逃亡」が取り上げられることは少ないような気がする。『ウィズイン・アワ・ゲイト』で、リンチの場から馬に乗って逃げる少年というのは出てくるが、作品自体は、「自分の国に誇りを持ちなさい」という歯の浮くようなメッセージで終わる。そもそもが自作農(ホームステッダー)から出発したミショーは、定住志向、ステップトの言う黒人ナラティヴのもう一つの極 ― 差別的環境を甘受して、コミュニティの中で生きることを選ぶ ― の傾向が強かったのかもしれない。お絵かきしたのは、ミショーの代表作のひとつ、『シンボル・オブ・アンコンカード』から、ヒロインが主人公に馬車で送ってもらう途中で眠ってしまう美しいシーン。この作品も、黒人山師の主人公と、白人と見紛うほど白いヒロインが、誤解や障害を乗り越えて結ばれる。そこには「逃亡」はない。何しろ、「征服されないものの象徴」である。生き残ること自体が、これはこれで、美しい抵抗だ。

2017年2月21日(火)

今日のダジャレ①。「なぜ、ここ、伊豆でチーズ作りにこだわり続けてこられたんですか?」「チーズの地・伊豆という・・・」「はい」「ダジャレが言いたくて」「・・・」

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今日のお絵かき①。スピリッツ・オヴ・ライフ。お手本にしたのは、ソウル・ジャズ・レコードから出ているブードゥー・ドラムの現地録音集。見るたびに、なぜか電撃ネットワークを思い出してしまうんだけど、この人たち何なの?・・・と、思っていたら、元の写真は、レア・ゴードンというイギリスの写真家が、ハイチのジャクメルで、カーニバルに参加した若者を撮ったものらしい。

今日のダジャレ②。「あの」「はい」「この店、誰かがほうれん草のソテーを頼むたびに、同じ曲が4回かかる気がするんですが」「はい」「それって、あの、フォー連奏っていう・・・」「ダジャレでございます」

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今日のお絵かき②。聖地ソードーで、ブードゥーの儀式をする信者たち。お手本にした写真は、スティーヴ・ウィンターという人(この人と同一人物だとすると、ナショナル・ジオグラフィックなどで活躍する、主に動物の写真などで知られるフォト・ジャーナリスト)の撮ったもので、ブードゥーの音楽を現代化したミジック・ラシーンを演奏するハイチのグループ、ブークマン・エクスペリアンスブードゥ・アジャエ』のジャケットに使われている。ソードー滝は女神エズーリの聖地であり、「ソードー(Saut d’Eau)」は、フランス語で「滝」を意味する(だから、「ソードー滝」は本当は、「チゲ鍋」式の誤用)。ちなみに、下のビデオでは、セクシーなお姉さんが気持ちよさそうに水浴びをしたリ、くねくねと踊ったりしています。嫉妬深いことで知られる女神が宿る場所で、こんなことしていいんでしょうか。いいわけありません。罰が当たりますよ。

今日のダジャレ③。「アサリ使って、洋風の汁物つくれなんて、くぉら、むちゃぃうだー」「それだよ、それ!」

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今日のお絵かき③。キャサリン・ダーナム。1930年代に、ハイチのブードゥに接近した女性が3人いた。一人はアフリカ系アメリカ人、作家で民俗学者のゾラ・ニール・ハーストン。二人目が白人の前衛映画監督マヤ・デーレン。そして三人目が、アフリカ系アメリカ人のダンサー&振付師で、民俗学的な知識をも持ち合わせていたキャサリン・ダーナムである。ダーナムはブードゥーの儀式の動きをお手本に、アフリカ系アメリカ人のバレエを確立した。筆も立つ人で、ハイチの旅行記『アイランド・ポゼスト』の他、ジャマイカで元逃亡奴隷のコミュニティ、アコンポンを訪ねたときの旅行記や、自伝、短編小説もある。90歳を超えても後進の指導に当たっていたが、2006年に96歳で亡くなった。

映画『ストーミー・ウェザー』(1943)でも、一座とともに素晴らしいダンスを見せてiいたが、YouTubeに、1952年の、より生々しい、ブードゥーの儀式に近いパフォーマンスが、アップされていた。これはすごい。52年に、ここまでやっていたのか。

2017年2月20日(月)

ショータイムの正体「無」・・・いや、そんなことはない!

ピッチが悪いと言われ続けた私が、ピッチシフターなしでコーラスに挑戦しました。多少のことは大目に見てください。歌詞、声、画像が気持ち悪いという苦情は受けつけません。タイトルは「きみに夢中」としたいところですが、大瀧詠一さんの名曲とかぶるので、「夢中」としておきます。

きみの笑顔に
きみの瞳に
きみの唇に
きみのほっぺに
ぼくは夢中さ

きみの囁きに
愛の言葉に
きみの涙に
きみのとまどいに
ぼくは夢中さ

きみの明日に
きみの昨日に
きみの見る夢に
きみの憧れに
ぼくは夢中さ

きみの笑顔に
きみの瞳に
きみの唇に
きみのすべてに
ぼくは夢中さ

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今日のお絵かき①。「埴輪たちは、自分たちが苔むしていることにも気づかぬまま、悠久の時を踊り続けているのでした」

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今日のお絵かき②。50年代のカラーラインを越えたカップル。

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今日のお絵かき③。マ・レイニー。女性ブルース歌手、というか、プロのブルース歌手の先駆けとして知られるマ・レイニーだが、10代のころ、ラビット・フット・カンパニーという旅回りのミンストレル一座に加わったのが、ショービズの世界に入るきっかけだった。同じ劇団からは、アイダ・コックスベッシー・スミスビッグ・ジョー・ウィリアムズルイ・ジョーダンブラウニー・マギールーファス・トーマスといった錚々たる黒人エンターテイナーが生まれている。そのラビット・フット一座を1911年まで経営していたのが、「黒いP.T. バーナム(バーナムは19世紀のアメリカを代表する興行主)」と言われたパット・チャペルだった。以前、(黒人を揶揄したエンターテイメントである)ミンストレル・ショーに、入り込んでいった黒人エンターテナーについて調べていたときに、ここまでは調べたのだが、チャペルについて詳しく調べていなかった。迂闊である。しばらく、このへんをつついてみようと思う。

2017年2月19日(日)

これが新聞?何も書いてないぞ?「夕刊無地」

暗いコード進行を思いついたので、悲劇的な恋かなにかを歌いたかったのだけれど、結果、こういうことになった。自分では料理もできないオッサンの愚痴。ぼく的には途中挿入される、奥さんの意見が正しいと思います。

2017年2月18日(土)

「牛丼、難民で!」「腹が減っているのは、わかった!」

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今日のお絵かき。シュバルの理想宮・三巨人。

2017年2月17日(金)

日本語モードで、tambourineと打ったら、「田んぼ売値」と変換した。

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HP『ひらげの部屋』内の「文学の部屋」に、「ラングストン・ヒューズのディスコグラフィ」ページを開設しました。情報だけでなく、ヒューズや黒人文学に興味のある人には面白く読める内容になっていますので、ぜひ、覗いてみてください。

このところ取り組んでいる新曲「鳥」、悪戦苦闘の末、何が何だかわからなくなって、結果、こんな曲になった。自分でもこんな風になるとは思っていなかった。でも、悪くないと思う。ダブっぽいというか、ループっぽいというか。ホントはピコ太郎みたいな音も入れようかと思ったけど、やりすぎな気がしてやめておいた。

きみの胸に咲いた 赤い花よ
鳥になって 飛んでいけ
さえぎるものは 何もない

きみの胸に空いた 虚しい穴よ
鳥が飛ぶ 空になれ
さえぎるものは 何もない

きみの胸を突き刺す 悲しみよ
花になり 鳥になって
どこまでも飛んでいけ

夜中に急に思い立って、自分が眠れるための音楽をつくっている。矛盾している?

2015年2月16日(木)

伊藤氏の霊ら。

ひらげエレキテルの新曲「鳥」、弾き語りでやったときのウキウキ感が出ないなあと思っていたのだけれど、バウンスをかけたら、あっさり解決した。なるほど、ハネの感じに気を使わないと、曲の良さが台無しになるんだな・・・と思って、その後も試行錯誤を続けた末、なんだかわからなくなってきた。今日のところは、これが完成形。ピッチシフターを使ったことで、かえって自分の弱点も見えてきたし。

2017年2月14日(火)

冬が車海老~♪(イミフ)

HP『ひらげの部屋』内の「文学の部屋」ページを、久しぶりに更新した。①長年、「建設中」のままだった<ラングストン・ヒューズページ>を開設。メインページには、授業でよく話している、「黒人は多くの河を語る」を、ヒューズと父親の関係を軸に解題したものをのせた。今後は、ビブリオグラフィーとかはまじめな研究者がやるだろうから、自作詩の朗読をたくさん録音しているヒューズのディスコグラフィをのせるつもり・・・いつになるやら。②<チヌア・アチェベ>ページの文章を、東京新聞に書かせたいただいた記事をつなぎ合わせた内容に変えた。③<グギ・ワ・ジオンゴ>ページを新設。グギとコミュニティ演劇についてまとめた文章をのせるとともに、ZACTなどコミュニティ演劇については、このページにまとめた。③<ゾラ・ニール・ハーストン>ページも含め、すべて自作のイラストと、YouTube~の動画をのせた。

新曲「鳥」、リズムを入れて作り変えてみた。かえって大人しくなった感は否めない。中間部のドラムをどうするか。コーラスのコレジャナイ感が半端ない。ヘッドフォンで聞いたときはいい感じがしたのだが。とりあえず、アップしておく。→「鳥」Ver.2.0

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今日のお絵かき①。ちょっとかわいいラングストン・ヒューズ

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今日のお絵かき②。グギ・ワ・ジオンゴ

2017年2月13日(月)

以前、異形の表情で、変わった弦楽器を弾くミュージシャンの写真に強烈な印象を受けた。ダウンロードした画像を失くしてしまい、もう一度見て見たくて、関連のありそうなワードで何度か検索をかけたが、見つからなかった。ところが、失くしたはずのその画像が、PCの片隅からひょっこり出てきた。さっそく画像検索ソフトにかけてみると、詳細が分かった。1813年にスウェーデンで生まれ、ヴィクトリア朝のロンドンで活躍した先駆的な写真家、オスカー・ギュスタヴ・レイランダーが、1858年に撮影した若いミュージシャンの写真である。実物は、ここで見ることができるが、転載すると問題がありそうなので、今日のお絵かきはこれにしよう。

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今日のお絵かき①。オスカー・ギュスタヴ・レイランダーの撮影した若いミュージシャン。デフォルメしすぎだとか、ところどころひどく雑だとかいった苦情は受けつけません。ぼくというフィルターを通したくない方は、実物を見てください(笑)。

他の写真を見ると、ストーリー性のある写真を撮る人のようだ。このミュージシャン、髪の毛は縮れているし、肌の色は浅黒いし、アフリカ系の人物のようにも見える。そこに、どんな物語が隠されているか。ハイチの黒人の血をひくフランスの作家、アレクサンドル・デュマのことなんかも思い出してしまう。当時ヨーロッパには、どの程度、アフリカ系の人たちがいたんだろう。

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今日のお絵かき②。ゾラ・ニール・ハーストン、ハイチで太鼓を叩くの巻。ハーストンは1936年から37年にかけて、ジャマイカとハイチでフィールドワークを行っており、お絵かきのもとになった写真は、そのときのものだと思う。調査結果はのちに、1938年、『わが馬に告げよ』(日本語訳は『ヴードゥーの神々』)としてまとめられているが、その内容は民俗学的な記述と、旅行記、政治論評などが入り混じったハーストンらしいもの。ハイチで太鼓を叩くというのも、参与観察ということなのかもしれないが、写真の表情を見ると、叩きたくてたまらなかったという感じで、実に楽しそうだ。しかも、服装がオシャレ、というかハデ(お絵かきの色は想像だけど)。

2017年2月12日(日)

夕方にふと思いついて、新曲ができた。タイトルは仮に「鳥」にしておく。

きみの胸に 咲いた赤い花よ
鳥になって 飛んでいけ
さえぎるものは 何もない

きみの胸に ぽっかり空いた穴よ
鳥が飛ぶ 空になれ
さえぎるものは 何もない

きみの胸を しめつける悲しみよ 
花を染め 鳥を染め
どこまでも 飛んでいけ

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今日のお絵かき①。サブネティ・チャレカ翁の休息。

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今日のお絵かき②。「太陽」という名の床屋。

2017年2月11日(土)

チャック全開警報発令。

ひらげエレキテル「弱みを見せるなよ」、しつこくヴァージョン・アップしました(Ver.1.5

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今日のお絵かき①。テン・マン・モップ

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今日のお絵かき②。ジンバブエの子どもたち。

2017年2月10日(金)

汝、健やかなる突起も、病める突起も・・・

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今日のお絵かき①。ビル・エヴァンス

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今日のお絵かき②。ブラインド・ウィリー・ジョンソン

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今日のお絵かき③。ヤング・ボブ・ディラン

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今日のお絵かき④。ヤング清志郎

2019年2月9日(木)

洗濯機古井戸式。

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今日のお絵かき①。岡林信康

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今日のお絵かき②。高田渡

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今日のお絵かき③。三上寛

2017年2月8日(水)

イヌとサルとキジは、キビ団子何個で手を打つかについて、あらかじめ同意していたという。「キビ談合」

昨日、「ついに完成」とVer.1.2を発表した新曲「弱みを見せるなよ」ですが、「メリハリがない」という母親からのダメ出しを受け、ヴァージョン・アップしました(Ver.1.3)。

きみは笑う 花のように きみは笑う
雨に打たれ 風に吹かれても きみは笑う
笑え 笑え きみは笑っているのがいい
笑え 笑え でも、弱みを見せるなよ
きみは笑う 花のように きみは笑う

きみは泣く 子供のように きみは泣く
悲しいときも うれしいときも きみは泣く
泣け 泣け 泣きたいときは泣け
泣け 泣け でも、弱みを見せるなよ
きみは泣く 子供のように きみは泣く

きみは叫ぶ 声を限りに きみは叫ぶ
怒りに震え 何かを求め きみは叫ぶ
叫べ 叫べ 声を限りに叫べ
叫べ 叫べ でも、弱みを見せるなよ
きみは叫ぶ 何かを求め きみは叫ぶ

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今日のお絵かき①。マイルス・デイヴィス

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今日のお絵かき②。ウディ・ガスリー

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今日のお絵かき③。ちょいワルPPM

2017年2月7日(火)

大森か、伊豆か・・・あれっ、貝塚の話は?

OGSアコナイト@新大久保Club Voiceに、ひらげエレキテルとして参加し、3曲歌ってきました。演目は、「弱みを見せるなよ」「非国民の休日」「かわいい子猫ちゃん」。さらに、セッションで、ホーボースナフキンと、ボ・ディドリーの「モナ」(この日のために用意した、オリジナル日本語訳詞)、即興のブルースでボ・モデルのグレッチ・ギターとヴォーカルを披露。今日の出演者は、ひらげの他、「ミスター・ノープラン」太田さんのギター/ウクレレ弾き語り、初期の曲を披露した長沼ハピネスくん、ホーボースナフキンの骨太なロック、さくらぴょこちゃんのぴょこちゃんワールド、そして御大・神田苑など。楽しかったです。

「モナ」日本語訳詞(by ひらげ)

モナ モナちゃん かわいいコ
おいらのハートをわしづかみ
お前がいなくちゃ 夜も明けぬ
朝から目の前真っ暗さ

そろそろ顔を見せてくれ
心臓バクバク 聞こえるかい?
放しはしない 本当さ
モナちゃんなしでは生きてけぬ
オー モナ オー モナ

となりの家にひっこせば
毎日お前に会えるんだ
窓からキスもできるかも
ドキドキしちゃって眠れない

そろそろ顔を見せてくれ
心臓バクバク 聞こえるかい?
放しはしない 本当さ
モナちゃんなしでは生きてけぬ
オー モナ オー モナ
デモ・バージョン

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今日のお絵かき。フクウェ・ザウォセ

2017年2月6日(月)

「お城のある町って聞いたのに、人っ子一人いないね」「ああ、浄化町だから」「こ、こわっ」

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今日のお絵かき①。小那覇舞天。ぬちぬすーじさびら。

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今日のお絵かき②。ホー・チ・ミン

2017年2月5日(日)

「アフリカ研究」のレポート採点、ようやく終わった。今日呼んだなかに、やし酒についてのレポートがあって、『ヤシ酒の科学』という本があることを知る。注文してしまったではないか。チュツオーラやし酒飲み』への言及などもあるらしく、楽しみだ。ちなみに、レポートには、やし酒は保存の関係で輸入が難しいとあったが現地そのままの味かどうかはわからないが、瓶詰のモノなら、吉祥寺『アフリカ大陸』や、浜松町『カラバッシュ』で飲むことができる。

採点を追えてひとつ気になったのは、「アフリカという国は」とか、「アフリカは〇〇な国である」という書き方をしている学生が何人かいたこと。授業で、たくさんアフリカの国を紹介したのになあ。「アフリカ」というのは、54ヶ国からなる広大な地域で、文化的にも、民族的にも多様な人びとが暮らしているということを、ぜひわかって欲しかった。アフリカは「国」ではありませんよ。アフリカは「国」ではない。大事なことなので、二度言いました。ぼくのほうは、大学生の多様さを、実感させられる毎日である。

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今日のお絵かき①。マルクス・ブラザーズ

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今日のお絵かき②。チャップリンの「チラッ」。

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今日のお絵かき③。ヒューイ・ニュートン

2017年2月4日(土)

マッサージと抹茶味。

鬼たち。行くとこなかったら、飲みに行くか。

今日はチキリハ(チキリカ・リハーサル)があったので、採点業務は小休止。南半球系バンド、チキリカ、次回のライブは<5月13日(土)大久保ひかりのうま>です。

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今日のお絵かき①。鴛鴦歌合戦

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今日のお絵かき②。クリムゾン・キングの笠置シヅ子

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今日のお絵かき③。サム・クック

2017年2月3日(金)

注文の多い料理10。

ひらげエレキテル風の子」、ピッチ補正などのあらゆるズルい手段を使って、完成しました。ぜひ聞いてください。

子供は風の子 ナイフの子
冷たい空気を 切り刻む
また、会えるね

子供は風の子 ラジオの子
見えない翼で 空を飛ぶ
また、会えるね

はだしの子どもが かけていく
はだしの子どもが かけていく
はだしの子どもが かけていく
はだしの子どもが かけていく

子供は風の子 カメラの子
動かぬ扉に 火を放つ
また、会えるね

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今日のお絵かき①。パム・グリア

遊んでばっかりいるようですが、レポートの採点もしてますよ?(←何、この逆切れ)今日はなかなか捗りました。とくに、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の問題を扱ったものが興味深かった。アフリカにおけるホモフォビア(同性愛嫌悪)はやはり強く、同性間の結婚どころか、同性で愛し合うこと自体が罪となる国も多い。そんななか、南アフリカでは有名な活動家であるノクロソ・ノグザワさんがレズビアンであることを理由に殺害されるという事件が起きている。

ぼくのよく行っていたジンバブエも、ムガベ大統領がホモフォビア的な発言をくり返しており、首相時代に名目上の大統領だったカナーン・バナナを同性愛者と批判して引きずり下した経緯がある。さぞかし、同性愛者は暮らしにくいだろうと思うが、ぼくの友人のレジナルドなどは、「ビアホールにもいるよ。変わっているけど、別に悪い人たちじゃない」とあっけらかんとしていて、若い人たちの間では意識が変化してきているのかもしれない。

それから、「ブブゼラの世界大会で日本人が優勝」を真に受けている人がいたけど・・・それ、虚構新聞だから!嘘を楽しむ新聞だから!

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今日のお絵かき②。ダンブゾ・マレチェラ。夭折したジンバブエの作家。

2017年2月2日(木)

やわらか素材で出来ている。「コール天毛糸ブリッジ」

首都大テスト。これで今年度の授業もほぼ終わり、ほっとしたような、さみしいような・・・いや、感傷に浸ってる場合ではない!長くしんどい採点作業はまだ終わっていないのだ・・・身体に気をつけて頑張ります。

レポートの採点は、あまり捗らなかったが、またしても知らないことを教えられた。格闘技というのは、アチェベの小説『崩れゆく絆』で、主人公オコンクウォがレスラーであることひとつとっても、アフリカ研究の重要なテーマには違いないのだが、ぼく自身は調べるところまではいかなかった(痛いの嫌いだし)。

南アフリカ~スワジランドに暮らすングニ人(コサ人やズールー人など、ングニ系言語を話す人々の総称)のングニ棒術(バシッ。痛そう)。

マサイ人の棒を使った伝統武術ナクバブカ(誇り高きマサイらしく、実に優雅)。

ナイジェリアのハウサ人による打撃系格闘技ダンベ(ここまでくると、ただの殴り合い?)。

・・・といった、豊かなマーシャル・アーツの世界があることを知った。他にも、セネガル相撲などが、広く知られている。これらが奴隷とともに新大陸に渡って、ブラジルのカポエイラなどを生むのだとすると、これはこれでスリリングな歴史である。

そんな合間にも、お絵かきは止まらない。

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今日のお絵かき①。アフリカ・バンバータと、ジェイムズ・ブラウン

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今日のお絵かき②。ジンバブエの友人、レジとアンジー。

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今日のお絵かき③。マービン・ゲイ戦場カメラマンビン・ラディンフィデル・カストロの間をウロウロした挙句、そのどれでもないところにたどり着きましたので、これをマービン・ゲイとします。明日こそは、採点に集中します。

2017年2月1日(水)

そもそもリンゴ売りを見たことがない。

今日も引き続き、某女子大のレポート採点。「アフリカのことなら何でも」という大風呂敷を広げているので、ぼくが知らないことについて書いてくる学生もけっこういて、勉強になる。ガーナのガー人が、オーダーメイドでいろいろな形の棺をつくるという話も、初めて聞いた。正確には、ガーナのカナ・クウェイ・カーペントリー・カンパニーという会社が、そういうサービスをやっているということらしい。ガーの伝統的習慣ではなく、たまたまガー人の大工が始めたサービスが広まったということだと思う。昨年の春、東京都美術館で開催された『大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史』で紹介されていたらしい。詳しくは、こちら。ぼくが死んだら、ビール型の棺桶がいい。

家政学部があって、服飾や食品、住居を専門とする学生もいるので、そういったテーマを扱ったものも多い。アフリカ料理は毎回何人かいて、写真入りだったりすると、お腹がすいてしょうがない。今年はアフリカのお酒というテーマのものもあって、吉祥寺『アフリカ大陸』が恋しくなった。ファッションでは、NHKの番組でも取り上げられたということで、コンゴの洒落者サプールは、けっこう話題になっている。レポートから勉強させてもらったのは、Watch Cut VideoというYouTubeのチャンネルに、世界のいろいろな国のファッションの変遷を短時間にまとめた"100 Years Beauty"という動画があること。上掲は、レポートで取り上げられていたエチオピアのものだが、なかなか興味深い。

やはり、FGMの問題を取り上げた学生は多い。そりゃそうだよな。他人事じゃないし。これも、マサイ人の少女カケニャ・ンタイヤが自らの体験を語ったスピーチを、ネット上で見ることができると教えてもらった。

採点の合間にも、スキを見ては絵を描いてみたり。

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今日のお絵かき①。フェラ・クティ

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今日のお絵かき②。ウォーレ・ショインカ

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今日のお絵かき③。スクリーミン・J・ホーキンス

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今日のお絵かき④。赤塚不二夫これでいいのだ

ディスクユニオンで、遠藤賢司のCDを2枚買った(『君にふにゃふにゃ』『けんちゃんのピアノ曲画』)。店員が「あ、えーと、CD一枚につきポスターが一枚ついてくるんですが」「(食い気味に)一枚でいいです」「そうですよね」「部屋がエンケンだらけになっても」「そうですよね、そんなストイックな笑」

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