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2017年2月13日(月)

以前、異形の表情で、変わった弦楽器を弾くミュージシャンの写真に強烈な印象を受けた。ダウンロードした画像を失くしてしまい、もう一度見て見たくて、関連のありそうなワードで何度か検索をかけたが、見つからなかった。ところが、失くしたはずのその画像が、PCの片隅からひょっこり出てきた。さっそく画像検索ソフトにかけてみると、詳細が分かった。1813年にスウェーデンで生まれ、ヴィクトリア朝のロンドンで活躍した先駆的な写真家、オスカー・ギュスタヴ・レイランダーが、1858年に撮影した若いミュージシャンの写真である。実物は、ここで見ることができるが、転載すると問題がありそうなので、今日のお絵かきはこれにしよう。

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今日のお絵かき①。オスカー・ギュスタヴ・レイランダーの撮影した若いミュージシャン。デフォルメしすぎだとか、ところどころひどく雑だとかいった苦情は受けつけません。ぼくというフィルターを通したくない方は、実物を見てください(笑)。

他の写真を見ると、ストーリー性のある写真を撮る人のようだ。このミュージシャン、髪の毛は縮れているし、肌の色は浅黒いし、アフリカ系の人物のようにも見える。そこに、どんな物語が隠されているか。ハイチの黒人の血をひくフランスの作家、アレクサンドル・デュマのことなんかも思い出してしまう。当時ヨーロッパには、どの程度、アフリカ系の人たちがいたんだろう。

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今日のお絵かき②。ゾラ・ニール・ハーストン、ハイチで太鼓を叩くの巻。ハーストンは1936年から37年にかけて、ジャマイカとハイチでフィールドワークを行っており、お絵かきのもとになった写真は、そのときのものだと思う。調査結果はのちに、1938年、『わが馬に告げよ』(日本語訳は『ヴードゥーの神々』)としてまとめられているが、その内容は民俗学的な記述と、旅行記、政治論評などが入り混じったハーストンらしいもの。ハイチで太鼓を叩くというのも、参与観察ということなのかもしれないが、写真の表情を見ると、叩きたくてたまらなかったという感じで、実に楽しそうだ。しかも、服装がオシャレ、というかハデ(お絵かきの色は想像だけど)。

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