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2017年1月26日(木)

首都大非常勤、後期第十四回目。『ジャズの誕生』をテキストにしたリーディング3コマ。今日で授業としては終わり(来週テスト)。テキストでも何度か名前が出てくるキング・オリヴァーの演奏を聞きながら、授業開始。テキストの内容は、これまで見てきたジャズ誕生の契機となるできごとをふり返り、それらを悉く体験した伝説的なトランぺッター=バディ・ボールデンを通じて、ジャズの誕生を描き出す、この本のなかでも最もスリリングで、ドラマチックな一節。

ジャズにおける最初の原型となる伝説は、バディ・ボールデンの生涯である。ボールデンは「カーヴィング・コンテスト」で負けたことがなかった。コンゴ広場のダンスが終わるより前に、彼は8歳になろうとしていた。おそらく、ブードゥのすべてを知ってたし、自分の関わっている秘密集会に出席していた。ブラスバンドの熱狂的ブームの最中に育ち、ヨーロッパの楽器であるコルネットを習得した。子どものころには、教会の叫ぶ会衆の一員だった。彼はニューオリンズとその周辺に残る音楽的影響をすべて受け継いでいた。そして、彼のコルネットから飛び出した音が、新しい音楽の成立を助けた。

最後に、テキストから、バディ・ボールデンの簡単なバイオグラフィを紹介。1877年(テキストに1868年とあるのは誤り)、ニューオリンズに生まれたボールデンは、床屋の経営(アイス・キューブ主演の映画『バーバーショップ』にも見られるように、床屋はアフリカ系アメリカ人にとって、重要な社交の場)、スキャンダル誌の発行などを経て、1897年ごろ、正真正銘のジャズ・バンドを結成。押しも押されぬ大スターとなるが、1907年、29歳の時にパレード中に発狂、病院に収容され、24年後、そこで、破天荒で悲劇的な生涯を終えている。レコーディングは残されていない。

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今日のお絵かき。スパイク・ジョーンズ

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