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2016年10月4日(火)

調子が出ないので、たいやきを食べたら、中身が漏れて、わちゃわちゃ。

日本女子大非常勤、後期第三回目。3限「米文学随筆評論演習」は、ハリエット・ジェイコブズの奴隷体験記を読む。第十五章「続く迫害」。リンダの二人の子どもはすくすくと成長していったが、奴隷主フリントは、いつか子供たちを売って金に換えるとくり返し言う。リンダの友人たちは、ある奴隷所有者に頼んで、リンダを買ってもらおうとするが、フリントは売ることを拒否したばかりか、サンズ氏に振られたリンダが、新しい恋人をつくったと思い込み、怒りを募らせる。フリントはリンダと子たちのために小さな小屋を用意したので、そこで簡単な仕事をして自由に暮らせばよいと提案する。さもなくば、農場に送って、他の奴隷と同じように酷使するという。フリントの意図を見抜いていたリンダは、申し出を断る。リンダは誰にも言わずに、逃亡の決意を固めていた。

4限「アフリカ研究」は、前回に引き続き、セネガル。ドゥドゥ・ンジャエ・ローズと息子たちのサバール演奏の動画を見ながら、授業開始。初代大統領でもあった詩人レオポール・サンゴールの「黒人の女」を、セネガルのグリオ=ラミン・コンテがコラを演奏しながら演奏する録音を聞きながら、ネグリチュードの功罪について解説しつつ、セネガル文学の世界へ。とりわけ、女子大生には、マリアマ・バーの『かくも長き手紙』はぜひ読んでほしいところ。一夫多妻制のなかで、夫の裏切りに苦しむ女性の書簡体小説で、日本語訳も出ている。映画監督としても知られるセンベーヌ・ウスマンは、小説家として出発し、作品には日本語に訳されているものも多い。しかし、識字率の低いアフリカにおける、書かれた「文学」の限界を感じ、映画製作を始めた。ここから、映画の話に移って、センベーヌの主な監督作品、さらに新世代を代表する才能と期待されながら夭折したジブリル・ジオップ・マンベティの作品を紹介。最後に、FGM(女性季切除)の問題を正面から取り上げたセンベーヌの遺作『母たちの村』(2004)を見始めた。

6限「アカデミック・ライティング」は、後期エッセイの冒頭の段落をそれぞれチェック。みんなそれぞれに工夫して書いているが、ちょっと文章を入れ替えたり、説明を入れたり、削ったりするだけで、ずっと伝わりやすくなる。そして、結論をどんな視点で書くかということが、ここにもかかわってくる。できる限りのアドバイスをした。

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