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2016年8月30日(火)

ヤキモチやくなんて、いジェラシーじゃないの。

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辻田真佐憲大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争』(幻冬社新書、2016)を読み終わった。信用できない報道の代名詞とされる「大本営発表」。日中戦争開戦から、敗戦に至るその歴史を、一次資料や関係者の証言をもとに詳らかにする。太平洋戦争初期までは比較的正確だったその内容は、戦況が悪化するにつれて、戦果を誇張し、劣勢を誤魔化すデタラメな内容に転落していく。その背景には、国民の戦意喪失を防ぐための情報操作という側面に加えて、そもそも情報をあまり情報を重視していなかった日本軍の体質、陸軍と海軍、作戦部と情報部といった軍隊内の対立があった。そのため、いろいろな部署を回っているうちに、発表はどこも傷つかない内容へと落ち着き、真実は隠蔽された。また、いかに現実離れしたものであっても、戦地から報告される戦果に、疑問を投げかけることは許されなかった。さらに、こうした「公式発表」の誤りをチェックすべき報道機関は、軍部と癒着し、陸海軍報道部の下請けと化していた。こうした歴史を前提に、作者は第二次安倍内閣のメディア対策と、それを後押しする「偏向報道」批判に警鐘を鳴らす。メディアは「公式発表」をチェックするために存在する。ときの権力と反対の方向に向かうのは当然のことであり、それができなくなった先には、もう一つの「大本営発表」が待っているのではないか・・・ぼくも同じ懸念を持つものである。

OGSアコナイトVol.126@新大久保Club Voiceに、ひらげエレキテルとして参加して、3曲歌ってきました。演目は、「行こうよ」「かわいい子猫ちゃん」「最後の日」。聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。他の出演者も多士済々。放浪の旅から帰ってきたオレオさんのギター弾き語り、その妹トモコ姐さんの歌。長沼ハピネスくんは、はじめて聞く曲も多く、ピアノ弾き語りも新鮮でした。続いて、涼ちゃんの優しくも力強いピアノと歌。韓国からのスペシャル・ゲストをはさんで、トリは我らが神田苑。楽しい夜でした。Tommy姐さんのケータリング=ジャージャー麺は、すごいボリューム。おいしかった。

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今日のお絵かき。マザーズ・オヴ・インヴェンション

2016年8月29日(月)

ネパール料理屋で、ネパール人の嫁さんを薦められた。

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何か違うものに見える。

2016年8月28日(日)

まてよ。ギリギリ30歳の子供がいてもおかしくないのか。それはやだな。

第18回みんなでワイワイ・コンサート~Love&Peace~@荻窪Bungaに、ひらげエレキテルとして参加。6曲歌ってきました。演目は「こども魂」「さよなら節」「まあるいお月さま」「かわいい子猫ちゃん」「ワルツ」「最後の日」。聞いてくださった皆さん、「さよなら節」や「かわいい子猫ちゃん」でいっしょに歌ってくださったみなさん、ありがとうございました。他の出演者は、EDM(平手宏治さん:グローブのヒット曲と、お店のチーフ・MINAさんをヴォーカルに迎えての「ローズ」)、詩の朗読(中村泰之さん:ステキな声でした)、太鼓と女性ヴォーカルのユニット(桃子さん+箕輪一広さん:ユダヤ音楽、日本民謡からガーシュウィンまで)、ギターとバイオリンのデュオ(Harri海藤さん+麻美さん:「見上げてごらん夜の星を」がステキでした)、替え歌プロテスト・ソング(ジョニーHさん:オリジナル曲「戦争なくてよかったな」も素晴らしい)、スピーチ(高田文章さん)、初々しいピアノ弾き語り(グルメ・旅行ライターでもあるIkuminさん)とバラエティ豊か。そして、お店のオーナーでもあるプーカングァンさんの歌は、やはり圧倒的でした。

2016年8月27日(土)

タモリ倶楽部オープニングお尻オーディションを、録画して見ているオレって、どうよ?

星くず音楽祭@国立はっぽんに、ひらげエレキテルとして参加して、6曲ほど歌ってきました。演目は「こども魂」「行こうよ」「かわいい子猫ちゃん」「まあるいお月さま」「ラーメンブギ」「最後の日」。聞いてくださった皆さん、盛りあがってくださった皆さん、ありがとうございました。共演者のみなさんもお疲れさまでした。RadioBreakers (普段はRadioCowboys)はアメリカン・ミュージックのツボを押さえたスピード感のある演奏で、しびれました。テンガロン・ハットがばっちり決まって、まるでハンク・ウィリアムズ。かっこいい。タカシ&ワカ改め星くず月かげ団(今日は、新ユニット名お披露目の日でもあった)は、ぴったり息のあったコーラスとグルーヴ感のある演奏が最高。さすがです。そして、お店のみなさん、お世話になりました。店名の由来が、元のオーナーの俳優・山谷初男さんのあだ名と聞いて、びっくり。はちみつぱいをバックに録音した山谷さんの『放浪歌集 新宿』は愛聴盤であります。この店で演奏できて光栄です!

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2016年8月26日(金)

良いことも悪いことも、パラレルワールドでは、ぼくに起きていたことかもしれない。

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つげ義春の連作漫画を、竹中直人が監督・主演で映画化した『無能の人』(1991)を見た。漫画家として才能を認められながら、そこから逃げ続ける助川の姿は、ダメなほうダメなほうへと行ってしまう、つげ漫画の典型的なキャラクター(つげ自身?)。それが重苦しい絶望ではなく、やるせないペーソスとともに描かれているのが原作の良さで、映画はそれを忠実に再現している。救いとなっているのは、家族(妻と息子)の存在。風吹ジュン、やっぱりいいなぁ。三人で歩いていくラスト・シーンを見て、不意に泣きそうになった(チャップリンモダン・タイムス』を思い出した)。どうしようもないが、生きている。美しい映像も原作に忠実で、多くの人が絶賛するのも納得。

余談だが、宮崎県・照葉大吊橋のたもとで、石を売っているのを見たことがある。何の変哲もない軽石が並べられているのを見て、河原の石を売る助川を思い出した。その時の写真がこちら。

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2011年12月、撮影。

2016年8月23日(火)

三毛ランジェロという猫が飼いたい。

17日からはじまった日本女子大のTOEIC対策集中授業、昨日は台風で全学休講だったので、今日、補講を行うことになった。結果、もともと開講する予定だった授業と合わせて、5時限7時間半のマラソン授業となった。さすがに疲れた。終わった後、学生との間に同じ困難を乗り越えた同志のような空気が。

2016年8月22日(月)

人魚にもオッサンはいるはずだ。

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つげ義春の漫画を、オムニバス形式で映画化した『ねじ式』(石井輝男監督、1998)を見た。主演は浅野忠信。原作となった作品は、「別離」「もっきりやの少女」「やなぎ屋主人」「ねじ式」。原作の世界は、どれも忠実に再現されているが、期待していた「ねじ式」よりも、他の作品に惹かれた。とりわけ、「別離」の<どうしようもなさ>が、いたたまれない。考えれば考えるほど、ダメなほうに流れて行ってしまう男。「やなぎ屋主人」では、男は「下劣」になって考えることをやめようとするが、それもまた考えるだけで終わってしまう。男は、どこへ行くのだろう。もっきり屋のチヨジは、ヌード・スタジオの女はどこへ行くのだろう。考えるほどに、吐きそうになるのだが、また戻ってきてしまう世界。

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今日のお絵かき。ストレンジ・デイズ。

2016年8月21日(日)

となりの柿はよく客食う柿だ。

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木村友祐イサの氾濫』(未来社、2016、2012)を読み終わった。東京での生活になじめず、故郷の八戸に帰ってきた将司。高圧的な父に反発しながら、何もできない自分を恥じている。震災後の不条理を飲み込む東北の人びとの人の好さにもなじめない。そんななか、一度も会ったことのない乱暴者の叔父イサこと勇雄が、蝦夷の猟師になって夢のなかに現れる。故郷の人たちに、叔父のことを聞いてまわるうち、将司のなかの何かが、イサを通して溢れだす・・・「まづろわぬ(従わない)民」の決起を予感させるラストシーンは、強烈。東京の衛星都市に暮らすぼくのような人間(父のルーツは青森だが)には、「がんばれ」という他人事の言葉を捨て、反抗者の側に立つかと迫る、鋭い切っ先のようだ。幼馴染が東北の言葉で語る子供のころの思い出話を聞くうちに、恐ろしい事実が明らかになる「埋み火」も同様。心して読むべし。

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今日のお絵かき。ジューク・ジョイント。

2016年8月16日(火)

スマッパ、スマッピ、スマップ、スマッぺ、スマッポの5人組(イミフ)。

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安冨歩マイケル・ジャクソンの思想』(アルテスパブリッシング、2016)を読み終わった。正直に言うと、最初はマイケル・ジャクソンの「思想」というタイトルに、胡散臭いものを感じた。マイケルをガンディーになぞらえ、「救世主」、20世紀「最大の思想家」と呼ぶ前書きにも、げんなりしてしまった。しかし、内容はマイケル・ジャクソンの作品を、歌詞を中心に丁寧に読みこんでいくもので、説得力がある。本書によれば、マイケルのいう「スムース・クリミナル」とは、世の中をスムースに回していくために、一人ひとりが自分を殺して歯車になることであり、スムースな流れをあえて詰まらせて、それに抵抗するのが「ジャム」である。多くの人が自分を殺して「スムース・クリミナル」になっている原因の一つが、親による一方的な「愛」の押しつけであり、多くの人はそうした「愛」に報いようとして自分を殺してしまう。だとすれば、マイケルは「空気を読むな」と言っていたことになる。彼を悩ませたもう一つの「スムース・クリミナル」である人種差別もまた、「黒人は空気を読んでおとなしくしていろ」ということだ。もちろん、「自分らしさ」とは何かとか、一方的な「愛」と「本当の愛」に線を引くことができるのかとか、いろいろ疑問はあるが、マイケルに対する見方が大きく変わる本であることは間違いない。

2016年8月15日(月)

片手でハーモニカを吹きながら、自転車をこぐおっさんを伊勢佐木町モールで目撃。

ワケあって、MRIを撮りに行ってきた。検査中聞こえるものすごい音がミニマル・ミュージックのようになり、やがて、ケロケロケロケロとカエルがケチャをやり始めたので、気が狂うかと思った。

終戦記念日。追悼の日であると同時に、71年前にこの日を迎えた人にとっては、生き延びた日でもある・・・と、ふと思った。4人の祖父と祖母、誰か1人でも死んでいたら、ぼくは生まれなかった。小那覇舞天の「ヌチヌスージサビラ(命のお祝いをしましょう)」という言葉の深さ。

2016年8月14日(日)

十字路の悪魔に魂を売りに行ったら、もっと磨いてから来いと言われる。3マスもどる。

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ベリーメリー・ミュージック・スクール横浜校主催のイベント「横フェス」@新横浜Bell'sに、ひらげエレキテルとして参加して、先生方+プロのミュージシャンの演奏で、オリジナルを2曲歌わせていただきました。演目は、「ピーチ・ジョン」「こども魂」。風邪をこじらせ、喉のコンディションが最悪で、お恥ずかしいかぎりでしたが、それでも聞いていくださったみなさん、ありがとうございました。歌はともかく、演奏は最高で、ぼくが思い描いていたサウンドをライブで再現することができました。感謝です。スタッフの皆さん、出演者の皆さん、お疲れさまでした。若いっていいなー。負けてはいられない。

2016年8月13日(土)

あ!ゴミ出し忘れた!

真夏のフォーク&昭和歌謡祭り@荻窪Live Bar Bunga に、ひらげエレキテル+ぢぞ郎で出演して、6曲歌ってきました。演目は、「こども魂」「行こうよ」「かわいい子猫ちゃん」「ワルツ」「ラーメンブギ」「最後の日」。フォークも昭和歌謡もなく、オリジナルばかりの演目にもかかわらず、盛りあがってくださった皆さん、ありがとうございました。主催のべい太郎師匠率いるAkasaka Selfish Tokyo をはじめ、楽しい共演者のみなさんにも感謝です。ウクレレと歌で楽しいステージを展開した女性7人組ゆるっとゆにっと。渋い昭和フォークのヨシオさん。御大Selfishは怒涛のGS12曲メドレーをはじめ、きっちりツボを押さえた演奏とMCで、サイコー。OGSでもおなじみの藤丸さんはベースのヒデさんとギターのぢぞ郎さんを従えて、今日も堂々たる歌。最後に登場した井形大作さんは、エレキギター弾き語り+ウッドベースで昭和歌謡を。楽しい夜でした。

家に帰って来たら、セミが玄関で待ち構えていて、部屋の中に入り込んできた。どうしたものか・・・とりあえず、寝る。

2016年8月12日(金)

予備校かと思ったら、水泳教室だった。「泳ぎゼミナール」

毎年思うのだが、数回しか出席していないのにレポート出してくるやつは、大きな組織がバックについているのか?

2016年8月11日(木)

大人のオモチャの缶詰。

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牛肉とキュウリ、ねぎ、ニンニク、シラスを炒めてみた。悪くない。キュウリって火を通すと美味いんだな。課題は味をもう少し薄めに。

2016年8月10日(水)

OGSアコナイトVol.125@新大久保Club Voiceに、ひらげエレキテルとして参加して、4曲歌ってきました。演目は、「(untitled)」「かわいい子猫ちゃん」「最後の日」「ワルツ」。3曲でケジャさんが、ドラムを叩いてくれました。他の出演者は、ミライちゃんとトモコさんの母娘、神田苑、ドラムにミライちゃん、ベースに店長ウエムーさんを従えたケジャさんによる「パープル・レイン」、急遽参加したさくらぴょこちゃん(ただし、世を忍ぶ仮の姿)によるアニソン。トミー姐さんのケータリング「ぶっかけ茄子と揚げと大根おろしとしらすの素麺」も美味かった。愉快な一夜でした。

2016年8月9日(火)

長崎原爆の日。黙祷。

2016年8月6日(土)

広島原爆の日。黙祷。

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エコクリティシズム研究学会多民族研究学会 合同大会@大東文化会館出席した学会は、すべての発表を聞いてブログでコメントすることにしているのだが、今回は自分が発表者だったので、とてもそんな余裕はなかった。青山学院大学・夏目康子先生のアイリッシュ・アメリカンの歌についての発表など、興味深い発表をいくつか聞き逃したのは、残念。とはいえ、ぼくと専門が重なる宮城学院女子大学・清水菜穂先生の発表は、しっかり聞いて、コメントもさせていただきました。ヒューストン・A・ベイカーの「ブラック・ホール」や「地下」といった表象を援用しながら、ジェイムズ・ボールドウィンの作品を読み解く、たいへん興味深い内容。「ブラック・ホール」の持つパラドクシカルな力が、憂鬱のなかから生きる力を紡ぎだすブルースの根底にあるという点が、最近のぼくの関心と重なる。

ぼくはシンポジウム「クロスエスニックの文学とエコクリティシズム」の講師の一人として、ナイジェリアの少数民族オゴニ人出身の作家ケン・サロ=ウィワについて報告した。サロ=ウィワは、国際石油資本とナイジェリア政府によるニジェール川デルタ地帯における石油資源略奪と環境汚染を告発し、オゴニをはじめとする少数民族の自立を訴えたが、1994年、サニ・アバチャ政権にのもとで処刑された。今回の報告では、サロ=ウィワが、国際石油資本を免罪するために利用されかねない「民族対立」を、「先住民問題」というより普遍的な問題に読みかえ、国際的な連帯を模索していた点に焦点を当てた。講師は他に、神戸外国語大学の松永京子先生が、ネイティヴ・アメリカンの作家L. M. シルコー、西南学院大学の一谷智子先生がイギリスの核実験を経験したオーストラリアにおける核の表象について、愛知県立大学の梶原克教先生がカリブの作家についてお話しされた。さまざまな角度からのご意見が聞けて、大変勉強になった。

最後に、エコクリティシズムの代表的な論客である、アイダホ大学教授スコット・スロヴィック先生の講演“Ecocriticism and the Psychology of Information Processing: Taking a Seat at the Table”.エコクリティシズムそのものの話というより、エコロジーを含む社会問題を受けとめる側のメディア論(一人が死んだという情報にはショックを受けるのに、死ぬ人数が増えれば増えるほど、衝撃が弱くなってしまうのはなぜなのか、とか)が中心だった。軽妙な語り口もあり、これはこれで興味深いものだった。

2016年8月4日(木)

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今日のお絵かき。ヴァン・モリソン

2016年8月3日(水)

着実に年をとって、とうとう48歳になりました。どこかで減少に転じるつもりでしたが、自然の法則には逆らえないようです。これからも、マイペースでがんばりますので、みなさん、よろしくお願いします。

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買っちゃった。自分への誕生日プレゼント。ヴァン・モリソン、かっこいい。

2016年8月1日(月)

食い改め酔う。

スタンリー・クレイマー監督の映画『渚にて』(On the Beach、1959)を見た。核戦争によって壊滅した北半球から押し寄せる放射能に怯えながら、オーストラリアのメルボルンで残された日々を過ごす人びとを淡々と描く。あと数か月ですべてが終わると知ったとき、人間はどんな行動に出るものだろうか。野獣のように欲望を全開にしたり、恐怖のあまり正気を失ったりする人もいるだろう。でも、ほとんどの人はいつもと同じように平凡な生活を続けるのではないか。人間はそう簡単に今までと違う行動がとれるものではない。なぜ、人類を滅亡させるような戦争を起こしてしまったのか、割り切れないものを感じながら、人びとは静かに死を受け入れていく。誰もいなくなった町に残された伝道集会の横弾幕に書かれた言葉が、メッセージとなって残る・・・やるせない映画だった。

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