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2016年6月9日(木)

「イ短調」って、何となく内臓が悪そう。

首都大非常勤、前期第九回目。『ジャズの誕生』をテキストとするリーディング3コマ。テキストのなかで、アフリカ音楽とヨーロッパ音楽の共通点として、ダイアトニック・スケールとともにハーモニーがあげられていたので、アフリカのハーモニーとしてレディスミス・ブラック・マンバーゾを紹介しようと、DVDに動画を焼いて持っていったのだが、なぜか音が出ず。急遽、スマホのしょぼい音でYouTubeの音を聞いてもらった。南アフリカの男性コーラス音楽ムブーベを紹介。「ライオンは寝ている」なら知っているかもしれないと思い、「ドゥールルールールー♪」と裏声で歌まで披露したが、誰も知らず。歌い損。

テキストの内容は、「ダイアトニック・スケールは世界の音楽の他のところでも見られるが、ハーモニーは他のところでは見られない」と、アフリカ音楽とヨーロッパ音楽の類似性を強調するところから。「この類似は、ヨーロッパの民衆音楽(フォーク・ミュージック)と西アフリカの部族音楽の間にあり、クラシック音楽には当てはまらない。主な違いは、ヨーロッパ音楽のほうがハーモニーの点で少し複雑で、アフリカ音楽のほうがリズムの点で少し複雑だということである。メロディについては、同じくらい(の複雑さ)だ。極端に言えば、転調はアフリカでは知られておらず、複合拍子はヨーロッパでは知られていない。しかし、アフリカ人が新世界に到着したとき、彼を出迎えた音楽は、リズムの欠如をのぞけば、十分親しみのあるものに聞こえたに違いない」 ヨーロッパ音楽とアフリカ音楽の違いに触れながら、結局、両者の近似性を強調するところ。言うまでもなく、「部族音楽」という言葉は、ぼくは使わない。とくに、こうしてヨーロッパとの対比のなかで使われた場合、「部族」という言葉に隠された偏見は明白だ。なぜ、アフリカの「フォーク・ミュージック」ではいけないのか。

「新世界」というところで、「大阪の通天閣があるところじゃないよ」というくすぐりを入れたが、反応なし。シーン世界。

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