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2016年6月23日(木)

「聖徳太子」と「相当臭いし」

首都大非常勤、前期第十一回目。『ジャズの誕生』をテキストとするリーディング3コマ。前回、テキストの登場したモダン・ジャズを代表するドラマー=マックス・ローチが、人種差別への怒りをこめてつくったアルバム『ウィー・インシスト!』から、アパルトヘイトに苦しむ南アフリカの人々との連帯を示した「ティアーズ・フォー・ジョハネスバーグ」を聞きながら、授業開始。前回残した段落最後の文、「そして、今やそれ(ドラムソロという発想)は世界中を巡っている」を訳したあと、1章とばして、第3章「ニューオリンズの背景」へ。

テキストに入る前に、ニューオリンズがジャズの誕生において、重要な役割を果たすことになった要因について、簡単にまとめた。①南北戦争後、北軍の軍楽隊が残した管楽器が街にあふれていたこと。②フランス領、スペイン領時代に比較的優遇されていた混血(ムラート)が、アメリカ領になると同時に「黒人」として差別される立場になり、西洋音楽の知識を巷に持ち込んだこと。③フランス、スペイン領時代の名残で、アメリカ領では許されていないアフリカ直系のパフォーマンスを披露できるコンゴ広場があったこと。特に、②と③により、西洋音楽とアフリカ音楽が混ざり合う素地が他の町よりもあった。

ニューオリンズはジャズの歴史において、特別な位置を占めている。82年間、ラテン=カトリック勢力の領土だったが、ルイジアナ買収のあとでイギリス系プロテスタントが支配的な国の一部となった。時に、ニューオリンズにおける音楽のパターンは、西インドの様々な島々のそれに似ていた。アフリカ音楽とヨーロッパ音楽の混淆における組み合わせとタイミングは独特であり、それが新しい音楽の誕生につながった。

different は、複数の名詞についた場合、「異なる」よりも「様々な」と訳したほうがいい場合があること、lead はこの場合自動詞であることなど、細かいことが気になるのが私の悪い癖・・・(一応、杉下右京のマネ)

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今日のお絵かき。田中正造

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