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2016年6月16日(木)

昭和の男として、近々使いたい言葉。「どうした風の吹きまわしだい?」

首都大非常勤、前期第十回目。『ジャズの誕生』をテキストとするリーディング3コマ。テキストに名前が出てくるジーン・クルーパのドシャメシャなドラムソロを見ながら、授業開始。学生の前では、「(同じくテキストに出てくる)マックス・ローチと比べると、渋さが足りないんだよねー」などとカッコつけていたが、ジーン・クルーパのはったりのきいたドラム、大好きです。テキストの内容は、前回の続きで、アフリカ音楽とヨーロッパ音楽の混淆にいて述べるところから。「混淆はさまざまなレベルにおいて、多様な形で進行してきた」 そこから、打楽器を例に、ジャズのなかのアフリカ的な部分に触れていく。「即興のドラムソロは、顕著な例である。それは、ベイビー・ドッズからマックス・ローチまで、ジャズのあらゆる時代に起こっている。それはまた、西アフリカでも起こっている。しかし、ヨーロッパ音楽では見られない。だから、例えば、30年代のボビー・ソックスを履いた女の子たち(ボビー・ソクサーズ)の熱狂的なアイドルだった、ガムを噛み、髪を振り乱したジーン・クルーパの目を見張るようなドラム演奏は、概念上は基本的にアフリカのものなのである。彼が叩いている楽器はヨーロッパのものだが、全体の発想はおそらく、他のどこでもない西アフリカに起源がある」 「ジーン・クルーパのドラム演奏」を中心に長い主語が形成された文では、何が主語の中心となる名詞なのかの判断が、けっこう難しかったようだ。「ボビー・ソックス」というのは、30~40年代に流行った、女の子向けの小さな靴下とのこと。当時のキャピキャピした若い女の子たちが目に浮かぶが、20世紀前半の話だから、今生きていれば100歳を超える計算になる。

Bobbysocksanklehighoftenthickorever

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