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2016年5月9日(月)

明治学院非常勤「アメリカ研究」、前期第五回目。前回、話したスピリチュアルについて、録音を交えながら少々話したあと、自らも逃亡奴隷でありながら、奴隷の逃亡を助けるネットワークである「地下鉄道」で、「車掌」として活動し、多くの奴隷を北部に逃がした黒人女性ハリエット・タブマン、やはり元奴隷で、逃亡後、反奴隷制運動に身を投じ、黒人女性の立場から女性の連帯を訴えた演説「私は女ではないのですか?」で知られるソージャナー・トゥルース、自らの逃亡の体験を記した体験記で知られるフレデリック・ダグラスという3人の指導的人物を取り上げた。後半は、再びアレックス・ヘイリー原作のテレビドラマ『ルーツ』に戻り、競売にかけられ、ジョン・レイノルズの農場に売られたクンタ・キンテが、さまざまな経験を経て、逃亡を図るところまで。次回は続きから。

國學院非常勤、前期第五回目。『ジャズの歴史』をテキストとするリーディング2コマ。6限は世界初のジャズ録音と言われるオリジナル・ディクシー・ランド・ジャズ・バンド「馬小屋のブルース」を聞きながら、授業開始。「ジャズと西アフリカ音楽の関係はどんなものだろうか。おそらく、もっとも明白な類似点は、リズムである ― といっても、アフリカの部族民がジャズを好きだというわけではない。混淆が進みすぎていて、好きになれないだろうから。しかしダオメーの部族の儀式を取り上げてみよう。音楽家たちがガラガラや鐘その他の打楽器を演奏する一方、部族民は踊ったり、歌ったり、手を打ち鳴らしたり、足を踏み鳴らしたりしている」 「部族民」「部族」といった言葉は、差別的ニュアンスがあると考えるので、ぼくは使わない ― ということを強調しつつ、原文を尊重してそのまま訳す。7限は、テキストに出てきた「西インド諸島の音楽」をイメージしてもらうため、ハイチのメレングをかけながら、授業開始。内容はニューオリンズの歴史。「最初の46年間、ニューオリンズはフランス領で、今日まで続く慣習が確立された。町は1764年、フランスからスペインへ割譲され、次の36年間、スペインによって統治された。にもかかわらず、ニューオリンズは思考においても、感情においても、基本的にフランス風のままだった」

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