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2016年5月6日(金)

タイムマシンができたら。よく、過去や未来の自分に会いに行って喧嘩するなどという話があるが、そうはならないのではないか。三次元に時間という座標軸が加わった世界では、アイデンティティは時空にまたがって存在する連続体として捉え直される。過去のぼくと現在のぼく、未来のぼくは、どちらが先というわけでも、どちらが後というわけでもなく、並行して存在する「ぼく」という連続体の一部になる。ちょうど三次元の世界の私たちが、足を動かしながら、手も動かすというように。連続体の一部は生まれつつあり、一部は死につつあるのだから、当然生死感も変わってくる。わたしたちは、ある意味、時空のある一帯に存在する永遠の存在になる。

そう考えると、高野山の僧侶たちが空海はずっと衆生のために瞑想し続けいていると考えたり、イスラム教徒にとって最後の審判が未来に起こるはずの出来事ではなく、時間とか歴史を超えたものなのだということが理解しやすくなる。それは、時空のどこかに、確かに存在するのだ。永遠に。死者たちはそこにいる。事実かどうかはともかくとして、それが人間の感覚を超えたものに対する畏敬に基づく世界観であることは確かだ。

神奈川大非常勤、前期第五回目。「初級英語」は動名詞のテストを返却して、テキスト解析。スペイン・フランス国境の山岳地帯に位置する小国アンドラの話の続き。「基礎英語」「中級英語」は、動名詞について。動名詞と不定詞の名詞的用法は、どちらも「~すること」という意味で、名詞として使われる。だから、だいたいにおいて、入れ替えが可能だ。ただ、いくつかどちらかしか使えない場合がある。ひとつは、前置詞のあと(前置詞の目的語)には動名詞しか入れない。もうひとつは、目的語に入る場合、動名詞しか目的語に取らない動詞と、不定詞しか目的語に取らない動詞がある。動名詞には「過去/すでに起こっていること」いうニュアンスが、不定詞には「未来/これから起こること」というニュアンスがある。これはあくまで、ニュアンスだから、訳には表れない(同じ「バカ」でも、「バカッ!!」っていうのと、「ばっかぁあん」っていうのでは、ニュアンスが違うだろう?笑)。ともかく、こういうニュアンスの違いがあるから、"wish" とか"hope"とかいった未来に関する動詞は、動名詞を目的後に取らないし、"finish"や"enjoy"といったすでにあることを対象にした動詞は、不定詞を目的語に取らない。また、"remember"/ "forget"や"try"はどちらを目的語に取るかで、意味が変わるのだ。

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