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2015年12月1日(火)

12月かあ。

國學院非常勤、後期第九回目。『ジャズの誕生』をテキストとするリーディング2コマ。テキストに登場したクラリネット奏者エドモンド・ホールの演奏する「キャラヴァン」を聞きながら、授業開始。木管楽器、とりわけクラリネットには、どこか民俗音楽的な響きがある。ジプシーのような。テキストの内容は、いよいよジャズの誕生、そして互助組織としての秘密結社の話。ニューオリンズにおいて、ブラスバンドに雇用を与える特殊な組織と、ブラスバンドを受け入れる他にはない伝統の組み合わせが、スウィングしはじめた最初のバンドを生み出す助けになった。特殊な組織というのは、秘密結社のこと。ニューオリンズの黒人の生活には、すみずみまで秘密結社が入りこんでいた。社会学者H・W・オーダムは、「秘密結社や友愛団体にまつわるそうしたことほど、人種に特徴的で、急速に発展した黒人生活の局面はない」という。

日本女子大非常勤「米文学随筆論文演習」、後期第十一回。ハリエット・ジェイコブズの奴隷体験記を読む。独身の白人男性サンズ氏との間に、二人の子供をもうけたリンダ(ジェイコブズの仮名)だが、奴隷主ドクター・フリントの手前、子供たちにサンズ氏の名前をつけることもできない。フリントの留守中に子供たちに洗礼を受けさせるが、正式に結婚した夫婦の子供として自分に洗礼を受けさせた亡母のことを思い、リンダは自分を恥じる。また、亡父の名前を子供たちに名のらせることに屈辱を覚える。白人の主人と黒人奴隷の女性の間に生まれた亡父は、その名前に対する法的権利を持っていなかったからである。子どもたちはすくすく育っていったが、どんなにお金を貯めても、リンダが自分と子供たちの自由を買うことを、フリントが認める望みはない。友人たちは、ある奴隷所有者にフリントからリンダと子供を買うよう依頼するが、案の定、フリントはリンダが幼い娘の所有物であることを理由に断る。リンダを買おうとした男が彼女の新しい愛人であり、サンズ氏に捨てられたリンダが新たな不貞を働こうとしていると勘違いしたフリントは、それ見たことかとリンダの浅はかさをなじる。

今日のお絵描き。サム&デイヴ

Samdave

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