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2015年10月6日(火)

桐島、トンカツ冷めるってよ。

國學院非常勤、後期第二回目。『ジャズの誕生』をテキストとするリーディング2コマだが、今日は英文法の基本をおさらい。日本語で暮らしてきたものが、英語を理解するうえで、もっとも気をつけなくてはならないのは、語順である。「は」とか「が」といった短い言葉(助詞)によって、それぞれの言葉が文のなかで果たす役割を表す日本語では、語順は割とどうでもいい。「太郎は花子が好き」でも、「花子が太郎は好き」、あるいは「好き。太郎は花子が」でも、ニュアンスの違いはあるにしろ、言っている内容は変わらない。英語は違う。Taro loves Hanako. の順番を入れ替えて、Hanako loves Taro. としただけで、言っている内容が変わってしまう。英語の、少なくとも骨格にあたる部分には、助詞のような言葉はない。単語が並べてあるだけだ。じゃあ、どうやって、それぞれの言葉が文のなかで果たす役割がわかるかと言うと・・・語順である。そして、英語の語順をシステマティックにまとめたものが、他ならぬSVOCであり、五文型なのだ。

日本女子大非常勤「英文学随筆論文演習」、前期第三回目。前回に引き続き、ハリエット・ジェイコブズの奴隷体験記 Incidents in the Life of a Slave Girl (1861)を読む。リンダ(ジェイコブズの仮名)は、奴隷主ドクター・フリントからセクハラを受けていることを、祖母に打ち明けることができない。祖母が純潔に関して厳格な考えを持っていることを知っていたので、みだらな誘いを受けていることを打ち明けるのが恥ずかしかったし、祖母が怒りを爆発させて、取り返しのつかない事態になることを恐れたからだ。ジェイコブズは父親が同じ二人の少女が、一方が白人女性として明るい道を歩き、幸せな結婚を迎るのに、一方は黒人であるがゆえに美しければ美しいほど堕落の道を歩む運命にあることを指摘して、読者の心に訴える。

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