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2015年7月15日(水)

戦争で国は守れるかもしれないが、愛する人は守れないよ。

首都大非常勤「表象文化論特殊講義」、第十三回目。ハーレム・ルネサンスについて。この運動が、白人並みの「洗練」を志向するブラック・ブルジョワジー、フォークロアを再評価しようとする若い黒人芸術家、「野蛮」「未開」といったイメージを求めてハーレムに投資する白人パトロンという三者の思惑が絡み合いながら、成立していたことを踏まえ、黒人の地位向上のためにフォークロアを利用しようとするブラック・ブルジョワジー(アレイン・ロック)と、個人を中心に置き、生のフォークロアのもつオーラルな要素を重視した若い芸術家(ラングストン・ヒューズゾラ・ニール・ハーストン)を対比。ヒューズのエッセイ「黒人芸術家と人種の山」と、詩「黒人は多くの河を語る」、ハーストンの『彼らの目は神を見ていた』を紹介した。

音楽やダンスなどパフォーマティヴな面を見るために、ミュージカル映画『ストーミー・ウェザー』から、表題曲を歌うレナ・ホーン(途中でキャサリン・ダーナムのバレエが挿入される)、ビル・ボージャングル・ロビンソンのタップと歌、キャブ・キャロウェイ楽団の演奏からニコラス・ブラザーズのアクロバティックなタップへと至る怒涛のラスト・シーンを見た。とくに、ニコラス・ブラザーズにしびれた学生が多かったようだ。正確に言うと、映画は1943年公開だし、レナ・ホーンやニコラス・ブラザーズは1930年代以降のスターだが、ストーリーは第一次大戦後の時代を背景にしているので、まあ、いいでしょう。

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