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2015年5月11日(月)

ボブ・マーリーの命日。

明治学院非常勤、前期第五回目。前回に引き続き、アレックス・ヘイリー原作のテレビドラマ『ルーツ』を見る。逃亡を図ったクンタ・キンテが捕えられ、鞭打たれるシーンまで。鞭の痛みに耐えかねて、ついに白人に与えられた「トビー」という名前を受け入れる。クンタを縛る縄をほどきながら、フィドラーが「白人はお前に勝手な名前をつけた。だが、お前はクンタ・キンテだ」と涙ながらに語りかける。何度見ても、涙をこらえるのに苦労する。

奴隷の名前、農園奴隷と室内奴隷、黒人女性の苦境といった観点からドラマの解説をしたあと、ジュリアス・レスター『奴隷とは』から奴隷の証言を引用して、改めてプランテーションにおける奴隷の生活を考える。「夜明けから日没まで」働かされる苦しい生活の一方で、「日没から夜明けまで」のあいだに霊歌のような独自のコミュニティ文化を生み出していったこと。その際、キリスト教が白人支配の道具/奴隷たちの心の支えという二重の意味を持っていたこと。次回は、逃亡奴隷を助けるネットワーク=地下鉄道の話から、奴隷たちの抵抗について話そうと思う。

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