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2014年12月16日(火)

國學院非常勤、後期第十二回目。バラク・オバマ、2008年の大統領選勝利演説を聞く1限。前回の答え合わせをした後、演説の後半をもう一度通しで聞き、問題文が演説の内容と合っているかどうかを答えさせる。2限、『ジャズの誕生』を読む2限。チャーリー・パーカーディジー・ガレスピーの演奏を聞きながら、授業開始。テキストは、初期ニューオリンズ・ジャズの巨人、バディ・ボールデンの文化的ルーツについて書かれた部分。

子供のころ、彼は教会の叫ぶ会衆の一員だった。彼はニューオリンズとその周辺に生き残った音楽的影響をすべて受け継いでいた。彼のコルネットから弾け出た音は、新しい音楽を確立する手助けとなった。

日本女子大非常勤、後期第十三回目。4限「アフリカ研究」は、ケニア、タンザニアを中心に東アフリカについて。タンザニアのフクウェ・ザウォセ、ケニアのベンガ・ビートに加えて、ザウォセのリンバ演奏から学び、さまざまな音楽を取り入れながら独自の活動を続けているサカキマンゴー、女子禁制とされてきたルオ人の弦楽器ニャティティをマスターした日本人女性アニャンゴこと向山恵理子さんなどの日本人アーティストを紹介。さらに、インド洋の音楽とイスラム音楽、アフリカ内陸部の音楽がミクスチャーして生まれた混血音楽ターラブの歌手ビ・キドゥデを紹介することで、アフリカが決して閉じられた場所ではないこと、古代から周辺地域との交流があったし、現在も日本をはじめとする世界の人々に影響を与え続けていることを強調した。

後半はグギ・ワ・ジオンゴグギ・ワ・ミリによるキクユ語の戯曲『したいときに結婚するわ』を中心に、二人のグギと民衆演劇について。ジェイムズ・ングギという名前で、英語を使って小説を書いていたグギ・ワ・ジオンゴが、母語であるキクユ語で作品を書き始め、やがて故郷カミリズの人たちと演劇を作り上げる道を選ぶまでの過程、カミリズの民衆演劇が当時のケニア政府によって禁止され、グギ・ワ・ジオンゴが拘禁されたこと、民衆演劇はその後、グギ・ワ・ミリによってジンバブエに持ち込まれたことなどについて話した。

Ngugis
2000年に来日した二人のグギ。左から3番目がグギ・ワ・ジオンゴ、4番目がグギ・ワ・ミリ

5限「米文学随筆論文演習」。ハリエット・ジェイコブズの奴隷体験記。リンダ(ジェイコブズの偽名)の子供たちの父親である白人男性サンズ氏の無神経さが、いよいよあらわになる。北部から白人の奥さんを連れて帰ると、新妻にリンダの子供たちについて「自分の子供だが、母親は死んだ」と告白する。これにはリンダも「私は死んでいない!」と手紙を送って、サンズ氏を慌てさせている。リンダ強し。

授業後、演習の学生とアフリカ料理でレポートを書きたいという「アフリカ研究」の学生を連れて、久しぶりに吉祥寺『アフリカ大陸』へ。パームワインで乾杯。美味しい西アフリカ料理に舌鼓。ジンバブエのイモムシ(マドーラ)に乙女たち大はしゃぎ。

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