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2014年10月27日(月)

明治学院非常勤、後期第四回目。前回に続き、オール黒人キャストのミュージカル映画『ストーミー・ウェザー』(1943)を見た。レナ・ホーンビル・ボージャングル・ロビンソンファッツ・ウォーラーキャブ・キャロウェイキャサリン・ダーナムニコラス・ブラザーズら、豪華な出演者を紹介。「白人並み」の洗練を目指す黒人ブルジョワジー、「野蛮」「未開」といったステレオタイプ化された黒人のイメージを求める白人パトロン、黒人民衆のフォークロア発掘を志した若い黒人芸術家 ー ハーレム・ルネサンスを動かした3つのベクトルが、それぞれのパフォーマンスのどこに表れているか、注意して見るよう促した。3つのベクトルは別個に存在するとは限らない。同じパフォーマンス、同じ個人のなかに同居することもある。例えば、チック・ベイリーのショーはまさに「野蛮」「未開」のイメージを前面に押し出したものだが、彼はそれを「クラッシー(上品な、洗練された)」と呼んで憚らない・・・こうした難しいことは抜きにしても、ビル・ロビンソンの老練なタップ、レナ・ホーンの美しさ、グロテスクなまでに変化するフォッツ・ウォーラーの表情、キャブ・キャロウェイの人を食ったパフォーマンス、ニコラス・ブラザーズのアクロバティックなタップなど見所は満載。学生も楽しんでくれたことと思う。

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