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2014年10月21日(火)

恵比寿でいい絵富士。

國學院非常勤、後期第五回目。1限、バラク・オバマの2008年大統領戦勝利演説を聞くリスニング。敵陣営にエールを送り、スタッフや家族をねぎらう前回の内容を受けて、「真の勝者はみなさんです」と続ける。金持ちやエリートではなく、普通の人びとから生まれた政権であることを強調している。2限は『ジャズの誕生』を読むリーディング。オリンピア・ブラス・バンドの演奏する「フリー・アズ・ア・バード~主よ御許にに近づかん~プレイエルズ・ヒム」のメドレーを聴きながら授業開始。テキストの内容は、

秘密結社は埋葬費用や疾病手当、亡くなったメンバーの遺族のための少額のお金を支払う。秘密結社はまた、「単調な仕事からの気晴らし、野心や陰謀の場、パレードの機会、不幸な出来事に対する保険を提供する」と、W.E.B.デュボイスは付け加える。

デュボイスがそんなことを言っていたか・・・と思い、調べてみたら、「アメリカ黒人の間の経済協力」(1907)というテキストに当該箇所があり、メルヴィル・ハースコビッツも『黒人の過去についての神話』(1941)で引用していることがわかった。

日本女子大非常勤、前期第五回目。4限「アフリカ文化」は、セネガルの映画監督センベーヌ・ウスマンの遺作『母たちの村』(2004)を最後まで見た。女性器切除という、女性にとって他人事ではない問題がテーマなこともあって、衝撃的な展開に心動かされる学生も多かったようだ。後半は、セネガルの隣国マリの話。マリを旅行中に出会ったタクシー運転手ラミンの思い出からはじめ、ぼくがマリに興味を持つきっかけとなったアルビノのミュージシャン、サリフ・ケイタを紹介。ビデオ『サリフ・ケイタ物語』から、冒頭のライブシーン~サバンナで叫ぶシーンを見た。サリフが歌うたびに、学生たちにバイブレーションが伝わっていくのがわかる。次回はサリフの先祖に当たるマリ帝国の創始者スンジャータ・ケイタの話から。

5限はハリエット・ジェイコブズの奴隷体験記を読む「随筆論文演習」。リンダ(ジェイコブズの偽名)はサンズ氏との間に二人目の子供をもうけ、奴隷主フリントの嫌がらせはますますエスカレートする。リンダと祖母はフリントの目を盗んで、子供に洗礼を受けさせるが、父親の名前をつけることができない屈辱がリンダを苛む。リンダがどんな気持ちだったのか、学生たちと議論しながら読むと、ぼくの理解も深まる。

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