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2014年5月19日(月)

Easy Go ! Easy Way ! (一期一会)

Sojourner_truth

明治学院非常勤、前期第六回目。今回はまず、奴隷制時代のアフリカ系アメリカ人指導者について。逃亡奴隷を支援するネットワークである「地下鉄道」で、逃亡者を案内する「車掌」として活動した女性ハリエット・タブマン。神の啓示を受けて逃亡し、奴隷制廃止と女性参政権獲得のために活動したソジャーナ・トゥルースことイザベラ・バウムフリー。演説「私は女ではないのですか?」は、白人女性にさまざまな違いを超えた連帯を訴えた先駆的な内容で知られる。逃亡奴隷から奴隷制反対運動の講演者となり、奴隷体験を記した自伝を書いたフレデリック・ダグラスウィリアム・ロイド・ギャリソンら白人の奴隷制廃止論者に見いだされたダグラスだが、元奴隷の自主性を認めようとしない彼らと袂を分ち、奴隷たち自身の視点から編集された雑誌『北極星』を創刊する。

後半はナット・ターナーを中心に奴隷の反乱について。ヴァージニア州サウザンプトンに奴隷として生まれたターナーは、神の啓示を受け、1831年、仲間たちと大規模な反乱を起こす。反乱のなかで、性別、年齢問わず、57名の白人が殺害され、全米を震撼させた。ターナーら首謀者は捉えられ、処刑されたが、獄中のターナーに会って話しを聞いたトーマス・R・グレイの『ナット・ターナーの告白』は反乱の血なまぐさい現実を明らかにするとともに、ターナーの人物像に対するグレイのアンビバレンスを表している。残虐な異常者として描かなければならないはずの人物のなかに、グレイは自由を求めるカリスマの姿を見出してしまう。

最後に人種間結婚の話を始め、トーマス・ジェファーソンサリー・ヘミングスの関係について話しかけたところで、タイムアップ。

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