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2014年5月13日(火)

國學院非常勤、前期第五回目。1限はバラク・オバマの演説を題材にリスニング。スピードが上がるにつれ、聞き取るのが難しいと感じる学生が増えてきたようだ。少しやり方を考えなければならない。来週はプリントをつくって対応しよう。2限はマーシャル・スターンズジャズの誕生』を読むリーディング。話がジャズのアフリカン・ルーツに入ったので、YouTubeで見つけたアフリカン・ドラムの演奏を見ながら授業開始。教科書の内容は、以下の通り(古い本なので何度も「部族」という言葉が使われているが、ぼくだったらこの言葉は使わないと予め注意)。

ジャズと西アフリカの音楽の関係はどのようなものだろう? おそらく最も明白な類似点はリズムである — といっても、西アフリカの部族民がジャズを好きだということではない。混淆が進みすぎていて、好きにはなれないだろうから。ともあれ、ダホメー部族の儀式を取り上げてみよう。ミュージシャンがガラガラや、ドラ、その他の打楽器を演奏する一方で、部族民たちが踊ったり、歌ったり、手拍子をしたり、足を踏み鳴らしたりする。しかしながら、中心となる楽器は太鼓 — 普通、音楽学者たちに「太鼓の聖歌隊」として知られている(というのも、踊り手たちが太鼓と面と向かい、部族の人たちがそのまわりを取り囲むなか、神々が太鼓を通して話すからである)三つの太鼓のセット ー である。

「神々が太鼓を通して話す」という部分は、太鼓が「聖歌隊」と呼ばれる理由だと思うが、学生にもとの構文を意識させながら、日本語らしく訳すのはなかなか骨が折れる。「太鼓が話す」ことに関して、アフリカには言葉を話す「トーキング・ドラム」というものがある・・・ということを、口演(ドゥ〜ンドゥォゥンドゥン〜)を交えて説明した(途中、横山ホットブラザーズの「しゃべるノコギリ」に脱線)。

日本女子大非常勤、前期第五回目。ジュリアス・レスターTo Be A Slave を読む。先日発売されたCDから、レスターがフォーク・シンガーとして残した録音を少しだけ聞く。担当学生に要約させながら、気になるところに注意を喚起したり、解説を入れたり。改めて読んでみると、悲惨な体験に加えて、主人の裏をかくようなエピソードも多く、奴隷を単なる受け身の被害者として描いていない。さすがである。

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