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2013年12月16日(月)

明治学院非常勤、後期第十二回目。映画『マルコムX』を最後まで。マルコムXの暗殺、ジェイムズ・ボールドウィンによる追悼の詩、立ち上がって「ぼくもマルコムX!」と叫ぶ子供たち、ネルソン・マンデラ登場・・・というエンディングの流れを振り返りながら、監督のスパイク・リーがこの映画で何を訴えたかったのか考える。先日亡くなったネルソン・マンデラは、敵のなかにすら人間性を見いだす大らかな人柄で、アパルトヘイト廃止後の民族和解を押し進めたことから、非暴力の人と思われがちだが、ANC内の武装組織「民族の槍」の創始者として武力闘争を押し進めた人物であったことも忘れてはならない。言わば、当時の南アフリカ政府にとって、マンデラは「テロリスト」に他ならなかった。しかし、マンデラのはじめた武装闘争なしで、アパルトヘイトを廃止できたかどうか。何を持ってテロリストとすべきなのだろう。こうした問題を提起した上で、マルコムの後継者とも言うべき、自衛のためのブラックパンサー党について、自衛のための暴力、児童無料給食計画などのコミュニティ活動、白人ラディカルとの連携などの観点から話した。

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