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2009年10月28日(水)

2009_10_28bushinoichibun今日のラーメン:「節つけ麺(680円)」@橋本『東池袋大勝軒 節の一分』
久しぶりに大勝軒系の『節の一分』へ。節系をこれでもかとプッシュした感じは相変わらず。でも、こんなに醤油味が強かったっけ?ぼくの記憶もあまり当てにならないのだが、ちょっと印象が違うような。野菜がたくさん入っているところは身体にはいいかも。極太麺は本家ゆずりのつるんとしたパスタのようなものではなく、もっとひっかかりとコシのある流行りの感じ。これも前からこうだったかなぁ・・・★★★+

Img452ピーター・バラカン魂(ソウル)のゆくえ(改訂版)』(アルテス・パブリッシング、2008)を読みおわった。1989年に発売されたオリジナル版は、ピーター・ギュラルニックスウィート・ソウル・ミュージック』が翻訳されるまでは、日本語で読めるソウル入門書の決定版だったといっていい。ゴスペルへの回帰と白人ミュージシャンとの共同作業という両面からソウル・ミュージックを捉える視点を、ギュラルニックの本に先立ってぼくに植えつけたのはこの本だったかもしれない。本書はオリジナル版を大幅に改訂・増補したもので、ヒップホップなど1989年以降の動きをフォローしてある。ただし、あとから加えた部分は一人ひとりのミュージシャンに割かれたスペースも少なく、とってつけたような感は否めない。ヒップホップ以降の音楽やワールド・ミュージック(サリフ・ケイタユッスー・ンドゥールや「砂漠のブルース」まで取りあげている)は、「ソウル」という文脈で取りあげるには無理がある。「音楽で感情をストレートに表現することを仮にソウルと呼ぶなら」(254)というような捉え方は、世界各地の音楽を「ワールド・ミュージック」で括ってしまうこと(←バラカンさんも苦言を呈している)と同じくらい乱暴だと思う。せっかく、前半でソウル・ミュージックの時代性を丁寧に明らかにしているのにもったいない。それと、「黒っぽい」かどうか、というような視点ではもはや切り取れないところに今のブラック・ミュージックは来ている。その意味で、オリジナル版から大幅に削ったというマイケル・ジャクソンについては、批判するにせよ評価するにせよ、論じておいて欲しかった。とはいえ、レコード/ビデオ・ガイドも全面的に改訂され、わかりやすい言葉で書かれた入門書としての価値は増した。明治学院の授業(「アフリカ系アメリカ人の歴史と文化」)で学生に推薦しよう。

気になることがひとつ。オーティス・レディングを紹介するなかに、「『愛しあってるかい』と呼びかけ、純粋な愛を切々と歌う姿が『ラブ&ピース』の時代に似合っていた」という一節がある(86)。オーティスがモンタレー・ポップ・フェスティヴァルで"We all love each other, am I right?"って言ったのは確かだけど、「愛しあってるかい?」っていう訳は、オーティスを意識したキヨシローのMCを思わせる(オリジナル版が手元にないので、今回付け加えた言葉かどうかはわからない)。バラカンさんは「どこがいいの?歌詞?」などと発言して、RCファンの反発を招いたことがある。その後の忌野清志郎についてどう思っていたのか、ちょっと聞いてみたい気がした。

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