今日のラーメン:「さつき麺 冬(850円)」@天王町『麺坊 さつき』
冬の限定メニューはカレー風味。とはいっても、ラーメンの上にカレーがのっているような野蛮なものではない。見た目は普通のラーメンなのに、強いカレーの香が漂う。それでいて、豚骨醤油のスープも死んでいないので、ラーメンとしてのバランスは保っている。ネギも合っているような気がする・・・★★★+
カントリー・ジョー&ザ・フィッシュをCDで買い直している。60年代のロックに夢中だった高校生の頃、ジェファーソン・エアプレーンやジャニス・ジョプリンと並んで好きだったのが、このバンドだった。顔にお花の絵を描いてメロメロにトリップしたインスト「セクション43」を演奏するモンタレー・ポップ・フェスティヴァルでの姿や、観客を巻き込んでベトナム戦争に対して「ファック」を連呼し、「俺たちなんのために戦ってるんだ?」と「フィール・ライク・アイム・フィクシング・トゥ・ダイ・ラグ」を歌うウッドストックでのステージは、忘れようにも忘れられない。リーダーのカントリー・ジョー・マクドナルドはウディ・ガスリーに捧げるソロ・アルバムを出しているぐらいだから、もともとはカントリー~フォークの人なんだろうけど、ルーツ・ミュージック的な土臭さを保ったまま、すっかりサイケに出来上がっているところが他では得られない魅力。ファースト・アルバム冒頭の「フライング・ハイ」もブルースっぽいギターではじまって、イマイチこなれない演奏はどろどろに泥臭いのだけれど、いつの間にかこの世のものではない世界にトリップしている。泥沼に足を取られたまま、みぞおちだけフワフワ浮んでいるような、妙な心地よさ(悪さ)。で、改めて歌詞を読んでみたら、まさにそのまんま東だった。いろいろ裏の意味がありそうなんで難しいけど、試しに訳してみよう。
ロスのフリーウェイで立ち往生
雨水がブーツの中まで入ってくる
親指は凍え つま先は感覚がない
打ち捨てられたような気持ち
車輪が水をはね ギターもびしょ濡れ
ミスター・ジョーンズは手も貸してくれない
キャデラックに乗ったやつらが二人やって来て
「乗ってく?」だってさ
ぼくは高く飛んでいく
どこまでも どこまでも
運転しているほうは山高帽
もう一人はトルコ帽をかぶっていた
やつらが車の向きを変えニヤリと笑ったので こちらもニヤリ
でも言葉は出てこない
そこでぼくはブルース・ハープを手に取り 一曲やった
そしたら気に入ってもらえたみたいで
トルコ帽のやつが振り返り
「あんたの旅を助けてやりたいな」だって
ぼくは高く飛んでいく
どこまでも どこまでも
やつは「雨のなかに残していくわけに行かないだろ
凍え死んでしまうかもしれないよ
飛行機にのせて
家まで送ってやろう」だってさ
二人はぼくをロスの空港に連れて行き
20ドル握らせた
それで料金を払って 空を飛んで
家まで帰ってきたのさ
ぼくは高く飛んでいく
どこまでも どこまでも
何だよ、無計画な旅の話じゃないか、という人は帰ってください(笑)。もちろん、「旅」は「トリップ」だし、「ハイになって飛んでいく」って言うんだから、時代背景を考えればLとSとDの話に決まってる。雨のフリーウェイに立ち往生していた泥沼の状態(ベトナム戦争の泥沼を連想させる部分もあったかもしれない)から、あっという間に空高く舞上がるところがこのバンドらしい。で、最後には「え?飛行機にのって帰った話だよ?」というオチがつく(というより、摘発を恐れての言い訳か)・・・やっぱり、好きだなぁ。
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