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2008年5月17日(土)

2008_05_17tokuya今日のラーメン:「らぅめん(600円)」@御茶ノ水『らぅめん とくや
無化調らしいスープは何かの味が突出することのない優しい味だが、ダシはしっかりしている。ハリのある麺も好印象。チャーシューが二枚入っているのも嬉しい。ややあくのある、ほうれん草らしいほうれん草がいいアクセントになっている。おいしくて、ほっとするラーメン・・・★★★★

明治大学にチェ・ゲバラの娘でキューバ人医師のアレイダ・ゲバラさんの話を聞きに行った・・・のだが、狭い会場の前にはすでに長い列が。事前に電話で確認したところ、定員300人のうち150人分は前売りで完売、当日入れるのが150人ほどということだったので、早めに来たつもりだったのだが甘かった。となりに並んでいた女性は電話で「当日でも大丈夫」と言われたそうで、主催者側もゲバラ人気を甘く見ていたということだろう。しかし、チラシには前売があるなどとは一言も書かれておらず(会員限定?だったらしい。何の会員?)、「前売なんてあったんですか!?」と怒りをあらわにしている人もいた。何よりも当日の対応の悪さには目に余るものがあった。「別室でゲバラについての映画をやるのでぜひそちらに」なんて、よけいなお世話だ。「上映後、アレイダさんからご挨拶がありますので」って、ぼくらは人寄せパンダを見に来たわけじゃない。キューバの医療についての貴重な話を聞きにきたのだ。それより、入れないなら入れない、列のここから先はムリですといってくれないかな・・・優柔不断なスタッフの態度に多くの人が苛立ちを募らせていた。ぼくも我慢できなくなって列を離れた。アレイダさん本人には何の罪もないことだけど、こんなことなら横浜のアフリカン・フェスタに行けばよかった。

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怒っていても仕方がないので、久しぶりに御茶ノ水(楽器店街)から神保町(古書店街)のあたりをぶらぶらすることにする。このへんは秋葉原とはまた別の意味でオタクな町。何度来ても楽しい。お店の前で我を失っている人がたくさんいる。音楽や本の世界にのめりこんで戻って来れなくなってしまった人たち。あふれんばかりの物欲に、かく言うぼくも我を失う。ブルース/ゴスペルのレコード3枚、サム&デイヴのDVD、翌日のチキリハ(チキリカ・リハーサル)で使おうと思っていたアルト・リコーダー、チューナー、古本3冊を購入。古本のうちの一冊は東京キューバンボーイズの見砂直照さんが訳したキューバのパーカッションについての本(フェルナンド・オルティス『アフロ・キューバ音楽に於ける打楽器の起源と発達』)。古本屋の店主が「これはなかなか出ないよ~。コレを買うのはその道の人だけだね(ニマッ)」とのせるので、高かったけどついつい買ってしまった。アフリカ・ルーツの太鼓から先住民系のものまで丁寧に解説してあってすごく面白い。今度、てっちゃんに自慢しよう。それにしても、神保町は面白い。古本屋以外にも、古道具屋にマンドリンやオートハープが置いてあったり、路地裏に「珈琲と世界のビール ミロンガ」(しかも音楽はタンゴ)というくすんだ看板のお店が身を潜めていたり。三角目になって古本の山をかき分けている人びと。最後に、重厚な内装で来るものを怖気させていた北沢書店が、1階を子供本売り場に改装してしまったのを見た。2階は昔のまんまだったので、少し安心した。ああいう偏屈でタカビーな洋書屋も一軒ぐらいはあっていい。

夕方から浜松町のアフリカ料理レストラン『カラバッシュ』に、東海道ニコニコ楽団の演奏を聞きに行った。正確にはニコニコ楽団にゲスト参加したムビラ奏者のマツヒラくんに会いに行ったのだが、アフリカ音楽をベースにしたカラフルな演奏はとても楽しいものだった。大小リコーダーのアンサンブルでアフリカのポリリズムを再現した曲もあり、さまざまなアレンジに果敢に取り組む姿には嫉妬すら感じた。マツヒラくんをはじめとする多彩なゲスト(アリ・ファルカ・トゥーレ風のアフリカン・ブルースを弾いて歌う人とか)も演奏に花を添えていた。いいなぁ・・・クスクスに舌鼓を打ちながら、例によってビールを飲み倒す。これはいい店を教えてもらった。

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