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2019年4月21日(日)

27日のWorld Wide Week@荻窪Bungaに向けて、チキリハ(チキリカ・リハーサル)。「ハランゴマ」の途中で、何かアフリカの詩を朗読することになり、『アフリカ詩歌選 愛と自然と女性の詩と』(登坂雅志訳編、花神社、1996)から、「風」というサン人の詩を選んだ。リハに行く直前に、たまたま手に取った本に載っていただけなのだが、昔人間だった風が、「今までのようにもう歩くことができな」くなり、「羽のある生き物になり」「何度も何度も食べる」というところが、まるでパーキンソン病ににかかり、ストレスから食べ過ぎてしまう自分の姿を表しているようで、可笑しかった。しかも、ひらげエレキテルとして、ブルースといっしょに空を飛ぶ歌(「空飛ぶブルース」)を歌っているし。何やら因縁じみたものを感じる。

本番の詳細は以下の通り。
World Wide Week世界中の音楽を聴こう!
荻窪 Live Bar Bunga
4/27(土) Open19:00 / Start19:20
Charge:1,500円(中学生以下無料)+1D
出演:
19:20-20:00 チャスチャイクスキシュ(トゥバ共和国の民謡・ホーメイ)
20:10-20:50 大関ジュンコ&佐藤智彦(アイリッシュ音楽・八重山民謡)
21:00-21:40 チキリカ+ケペル木村(南半球系)

みなさん、お誘いあわせの上、お越しください。

2019年4月20日(土)



新曲「五月病にならないために」。本人としては、パンク・ロックのつもり。

「五月病にならないために」

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五月
Go 五月
Go Go 五月
Go 五月

五月
Go 五月
Go Go 五月
Go Go 五月

きっとすべてが 変わるはずさ
新しい出会いが きみを待っている

五月
Go 五月
Go Go 五月 
Go 五月

カラ元気はこれまでだ

何をしたらいいのか
どうしたらいいのか
わからなくなっちまった
誰か教えておくれ

1234
五月
Go Go 五月
やけくそで 五月
Go Go 五月

五月
乗り切れよ 五月
五月
うー五月

2019年4月19日(金)

神奈川大、前期第二回目。「初級英語」×2は、不定詞の英作文をやったあとで、過去分詞の形容詞的用法の解説と練習問題。「基礎英語」はSVOCと五文型の解説。

2019年4月18日(木)

首都大「実践英語」×3、前期第二回目。SVOCと五文型について解説しながら、ところどころで、「ジャズとは何ぞや?」として、これから教科書で読むことになる、ジャズの捉えにくさ、定義しがたさと、ミクスチャー音楽としての歴史に触れた。最後には、ニューオリンズがジャズの都になった背景には、①南北戦争後、「ジョン・ブラウンズ・ボディ」(「丸い緑の山手線」「お玉杓子は蛙の子」)、「マーチング・スルー・ジョージア」(「らーめちゃんたらぎっちょんちょんでパイのパイのパイ」)などを演奏した北軍の軍楽隊が置いていった管楽器、②元フランス領~スペイン領であり、ラテン・アメリカと同じように、アフリカ直系のパフォーマンスが許されていたこと、③混血に一定の地位を与えるフランスやスペイン領から一転、一滴でもアフリカ人の血を受け継いでいれば「黒人」と見なされ、差別されるアメリカ領となったことで、転落したムラート(混血)がフランス・スペイン領時代に身に着けたクラシックの素養を持って、巷間に出ていったこと、④巨大な売春街ストーリーヴィルがあったこと、を挙げた。②③という条件のもと、混ざるはずのないアフリカ音楽と西洋クラシックが、ストーリーヴィル④を舞台に混ざり合い、ジャズとなって管楽器④からあふれ出した。

國學院「英語(再履)」×2、前期第二回目。首都大同様、SVOCと五文型について解説。6限と7限のクラスは同じ内容をやる予定だったが、両方履修している学生が何人かいるので、次週から内容を変えることにした。6限は予定通り、不定詞、動名詞、分詞など、動詞が形を変えたもの(準動詞)を中心に句について、7限は名詞節、副詞節、関係詞などを中心に節について扱い、それぞれ余った時間で受動態、比較表現、仮定法などをやる予定。

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國學院は伝統とポップの混ざり具合が極端で、ときどき行方を見失う。

2019年4月17日(水)

日本女子大、前期第二回目。「アカデミック・ライティング」は、パラグラフ・ライティングについて改めて説明したあと、トピックをリストアップして徐々に絞り込んでいくやり方について学び、2~3人のグループに分かれて、実際にトピックを絞り込む練習をした。「米大衆文化演習」は、「ブルースを読む」本編に入る前に、奴隷貿易と奴隷制の歴史を概説した。

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ある老人。

2019年4月15日(月)


明治学院「アメリカ研究」第二回目。のちほど映画を紹介するセネガルのミュージシャン=ユッスー・ンドゥールの「ネルソン・マンデラ」を聞きながら、授業開始。

中間航路の奴隷貿易は、人間を商品、「モノ」として扱っていた点で、それまでの奴隷制よりもはるかに過酷なものだった。いくつも残されている奴隷船の見取り図は、捕えられたアフリカ人が隙間なく詰め込まれた様子を示している。一説によると、奴隷一人当たりのスペースは、長さ180センチ、幅40センチ、高さ80センチほどしかなかったという。しかも、船内には彼らの排せつ物が溜まっており、悪臭が立ち込めるだけでなく、衛生的にもひどい状態だった。そんななかで、疫病にかかるなどして、命を落とすものも少なくなかった。

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奴隷が商品であるならば、死んでしまっては元も子もないのではないと思うかもしれない。しかし、そうではない。奴隷は損失を計算に入れたうえで運搬される「商品」だった。リンゴを例に考えてみよう。1個10円で仕入れたリンゴが100円で売れるとする。ただし、50個仕入れると30パーセントが腐り、100個仕入れると50パーセント腐ってしまう。それでも50個仕入れた場合には、(100-10)×50×0.7=3150円、100個仕入れた場合は(100-10)×100×0.5=4500円儲かる。それならば、半分腐るとしても100個仕入れて1350円余計に儲けようとするかもしれない。リンゴだからいいが、これが人間だったら、どうだろう?

ジュリアス・レスター奴隷とは』(1968)から、奴隷船の過酷な状況を示す証言をいくつか引用したあと、奴隷の集積地として発展したセネガルのゴレ島について、実際に行った時の印象を交えながら、現在の平和な様子と、冷たく暗い奴隷小屋の海側に設けられた「帰らずの扉」から船に詰め込まれた奴隷たちの悲惨な体験について語った。ユッスー・ンドゥール制作の映画『魂の帰郷』(2007)から、実際のゴレ島と奴隷小屋の様子、先祖が故郷から連れ去られた現場を目前にしたゴスペル・カルテット(ハーモニー・ハーモニアーズ)が、即興のゴスペルに思いを託して歌うシーンなどを見た。



アミスタッド号事件の話を挟んで、最後にアレック・ヘイリー原作のテレビドラマ『ルーツ』(1978)から、クンタ・キンテが奴隷狩りに捕えられるシーンを見た。

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夜中に一心不乱に美人画を描くようなおっさんにはなりたくなかった。

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